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防衛最強のチーム異世界行っても負けること無し  作者: 本倉庫
防衛最強のチーム戦力増強に動く
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ストームのターン

光が消えた先は無限と言えるような空だ。

今ストームは重力の法則に則り下へと落下する。

ストームは一瞬何が起きているのかわかっていない様子だったが、直ぐに現状を理解して羽を羽ばたかせ空を泳いだ。

相手がまあまあ強いのでいそいそと全身装備を装備して敵を探した。

ちょっとの間飛んでいると敵は姿を現した。

ストームよりも高い位置で口に魔力を貯めていた。ストームが気付いて高さを同じにしようと高度を上げる。

空中戦では下にいるというのはそれだけで不利になるからだ。

しかもストームは地上殲滅を重視した装備と能力のため余り空中戦は得意ではない。

ストームはジェット機のエンジンを稼動させ風魔法を使い加速していくそして加速のスキルで速度は圧倒的になる。

すぐさま高さは追いつきさらに上に行った時点で風魔法とスキルを解除した。

まあ加速と風魔法はまだ熟練度が微妙なので解除しても速度は大きくは変わらない。

クー・キネジー面倒なのでクーと呼ぶがクーはストームの速度についていけず魔力砲は空を切った。

そこからストームは上からの攻撃を開始した。

今ストームが装備できる全身装備は一つ目の形態だけにした軽量型だ。

他のギミックを外すことで軽くなり魔力制御をそこまで必要としない。

この装備のため一つ問題があるのだ。

事前に分かったクーの魔力量による体の外にある魔力膜は今のストームには突破できないのだ。

ストームの全身装備は寄生型装備でもあり自身の能力によって武器の能力が強化される。

ゲーム時代はこれを作った時点で相当強かったし問題なかったし武器の強化が要らないため良かったが今は装備がクソ雑魚になり後悔していたりする。

唯一突破口があるとすれば空爆だ。

空爆は装備の中でも基本的な火力が高いため突破できる可能性がある。

だが、空爆は名前のとおり爆弾を落とすだけだ、そんな技で空を飛ぶ魔物に当てるのは至難の技だ。

とはいっても今も行っている射撃ではダメージを与えられてる気がしない。

魔力切れを狙うことも出来るかもしれないがこの射撃ではほとんど魔力を減らせている気がしない。

そもそもストームの階層は相手を篩いにかける階層なのだ。

強者を倒すために作られた装備・スキルではないのだ。

同格相手の戦闘では今の装備ではそこまで強くない。

だからといって負けるわけにもいけない。

(ハァ、めんどいしむずそうだけどやるしかないか~)

ストームのやる気が出たとき戦闘はやっと開始した。

ストームとクーの戦いは一方的だった。

ストームは相手の間接や顔など魔力膜を突破できないか位置調整しながら調べた。

相手の速度と自分の速度からどのタイミングで落とせば当たるのか、計算なんて出来ない、だからゲームで培った経験に身を任せる。

クーはダメージが通らない攻撃をやられ続けるのと自身の攻撃が一切当たらないことに苛立ちを覚えているようだ。

位置調整を終え空爆を開始した。

吸い込まれるようにクーの方向に向かった空爆は思わぬ爆発を迎えた。

クーの魔力砲が空爆をすべて迎撃したのだ。

しかもスピードや威力で破壊したのではなく空爆に吸い込まれるように魔力砲が向かったのだ。

魔力砲は変幻自在の動きで風に揺られる空爆を自身に触れる前に破壊した。

ストームがこれまでクーの攻撃を避けれた理由は簡単だ。

速度が足りないのだ。

魔力砲がそもそもストームに追いついていないのだ。

だがもしクーの魔力砲が速くなったり、ストームが速度を落としたりしたならば攻撃はほぼ確実に当たるだろう。

さっきの迎撃を見た限り90度に曲がっても魔力砲は付いてきそうだ。

速度は絶対に緩められない。

緩めたが最後魔力砲で殺されえるだろう。

とは言ってもこのままでは相手にダメージを与えられることもない。

(ハァ、せめてモードチェンジが出来たらワンチャンあるんだけどな〜)

そう思いながらどうするか考える。

もうすでに戦いは1時間を超えようとしている。

ストームは攻撃もせずずっと勝つ方法を考えている。

いや実際は勝てる算段はもうついているがこれは賭けだし確実に自分にダメージが来る。

方法は簡単で相手の至近距離まで近づいて空爆を直接ぶつけることだ。

さっき防がれたせいで空爆の威力が低そうに見えたかも知れないがそれは間違いである。

この空爆は爆風だけでも高威力で直接当たれば今のレベルでも岩石を砕ける。

だがそんな威力のやつを直接ぶつけると言うことは自分にもダメージが行くと言うことだ。

しかも魔力砲を避けるとかして近づかなければいけない。

にも関わらず相手は変化型のクー・キネジーだ。

全て避けるのはほど不可能だ。

だがそれしか方法は見つからない。


「ハァ〜」


口に出して大きなため息を吐いた。

そして大きく息を吸い急激に速度を落とした。

いやむしろ前に進む力はもうない、そしてそのまま落下する。

空爆と同じ要領で自身をクーにぶつけるのだ。

成功するかどうかは分からない。

こんなことをしたことがないので当然だ。

魔力砲が飛んできた。

だがストームはそれを避けない。

今のまま自由落下する。

回避するのではなく攻撃をするのだ。

爆弾を大量に落とすのだ。

落ちる位置は当然クーのいる位置だ。

魔力砲は空爆に向いた。

攻撃は最大の防御とはよく言った物だ。

捨身で攻撃すれば相手は防御に回るしかない。

相手の攻撃がこちらを上回っているなら尚更だ。

もしもクーが変化型じゃなければこう上手くはいかなかっただろう。

大量の爆弾を威力型や速度型では恐らく対処しきれない。

だが変化型ならば捌ける。

風で多少の軌道が変わったものからピンポイントでこちらに向かってくるもの全てを捌けるのだ。

もしも防御しきれなければ相手も死に物狂いで攻撃してきたかもしれないが、相手は防御できるのだ。

ならば防御するだろう。

そして距離が近づくにつれ魔力砲はストーム自身も狙ってくる。

ストームは硬化を使ってそのダメージを少しでも減らそうとするが差はほとんどない。

だが、攻撃を受け続けることで錬度はどんどん上がっていく。

実践での熟練度上昇、危険な方法だが効率はいいのだ。

そして距離が縮まり小出しだった爆弾を一気に開放する。

さっきの数倍の数をまじかで放った。

爆煙のなかからストームが飛び出した。

爆弾を放ったと同時にエンジンを起動したのだ。

ストームは回転し爆煙に向けて銃弾を放つ。

戦いが終了しなかったことからまだやつが生きていると考えたのだろう。

ストームの予想は正しく中からクーが飛び出してきた。

だが、速度は遅く体は傷だらけだ。

さすがに攻撃は通ったらしい。

だが、どうやってあの威力を防いだのか?

(あれを耐えるとかおかしくね?ゲームの時の2倍くらい耐久がねえと無理なんじゃねの~)

頭を捻らせながらも銃弾を撃ちまくる。

だが、やはりか銃弾はクーの体に届くことはない。

このままではらちがあかない。

むしろこちらのMPが切れ装備の維持ができなくなってしまう。

もはや迷う意味は無い正面から突撃する。

こちらのダメージなどを気遣って落下などしたら相手に避けられるのがおちだ。

さあ、我慢対決を始めよう。

ストームは弾を発射するのをやめ加速と風魔法を使って突撃した。

クーはストームから逃げるでも避けるでもなく、向かってきた。

突撃するのではないかという角度と速度で。

(めんどくせ~、野生の本能ってやつなのか~。爆弾を食らわない最善のたくじゃん)

ストームは悪態を心の中でついた。

だがその口元はつりあがっていた。

急速に上昇していく熟練度は速度を硬さをより速く、硬くする。

距離が10メートルを切った辺りでクーが口から魔力を吐いた。

さっきまでのように攻撃ように吐いたのではなく、体の周りに薄く魔力の層を張るように薄くはいたのだ。

こうやってさっきの爆発のダメージを減らしたのだ。

普通自分の体の周りに魔力の層を作るなんて芸当できない。

これは相当な魔力操作がないと出来ない技だ。

しかもそれを野生の獣にもにたクーがやっているのだから驚きだ。

そんな貴重なやつを今から自分の物にするのだ。

(久しぶりにこれはたぎるな)

ストームは装備の内部に爆弾を大量に出現させた。

そして距離がさっきと同じぐらい近くづいた時、ストームは装備を解除した。

スピードに乗った爆弾は進むのを妨げる壁がなくなり、正面のクーにぶち当たる。

リスキーで自身にもダメージが行くこと必須の攻撃方法。

相手の意表を突けることと前に爆弾を飛ばせる以外何のメリットもない動き。

だが、それでいい。

先に倒れた方が負け、これは夢のような世界だと知っている。

だから相手を先に殺せば勝ちなのだ。

自身の身がその後直ぐに滅びようと。

爆発後瞬きをするぐらいの時間で周りは白い世界に変わった。

「やっと仕事が終わった〜。もうあとは寝てよ〜」

気怠そうにいったその顔は満足そうに綻びていた。











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