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93【父さんからの電話】

2本目!


〈はい、もしもし〉


〈我が息子よ!

久しいな!〉


カエデとソファーで寛いでいると父さんから電話が来た。

なんかこの親父テンション高いな、何かいいことでもあったのかな?って思った方、申し訳ありません、これが親父の平常運転です。


〈久しぶり。

何か迷惑かけて申し訳ない〉


〈いや、いいってことよ!

母さんにも言われたかもしれないがお前は俺達の息子なんだ、このぐらいのことなんてことはないぜ!

それにお前の彼女の写真見たぞ!

めっちゃ可愛いじゃないか!

まあ、昔の母さんには負けるがな!

ガハハハハッ!

また、帰った時に俺にも会わせてくれや!〉


この情報はいるかわからないが、俺の両親は未だに熱々カップル並にお互いのことが大好きである。

別にいい事なので俺達は何も言わないが、俺とカエデの前でまでイチャイチャするのは勘弁して欲しい。

実の両親のアーンとかするシーンを見せられる俺達の気持ちになってくれ。


〈ああ、母さんにも同じこと言われたよ。

ありがとう。

まだ付き合ってるわけじゃないが、その時はちゃんと紹介するよ。

用件はそれだけか?〉


〈あ!

重要なことを聞くのを忘れてたな!〉


〈ん?

なんだ?〉


〈お前、体なまってないだろうな?

ちゃんと変質者に襲われても撃退できるか?〉


〈ああ、大丈夫だと思うぞ〉


なに?

俺に変質者を襲わせる予定とかあるの?

まあ、今の状況だといつ襲われてもおかしくないので柔軟はしっかりとしとくか。


〈よし!

わかった!

だが念の為今日は軽く柔軟でもしといてくれ!

用件はこれで全部だ!

じゃあ、ちょっとカエデに代わってくれ〉


〈はいよ〉


俺は、横で寝ていたカエデを起こし携帯を渡す。


「なに?」


「父さんからの電話」


「おお!

久しぶりだね!」


そう言って俺から携帯を受け取り話し始めた。


「た、ただいま」


「おかえり」


「おかえりなさい」


23時ぐらいに母さんが帰ってきた。

とても疲れているようでフラフラしていた。


「大丈夫か?」


「ちょっとしんどいわね。

でも、今日で私に出来ることはしたから明日も有給を取ってるし一日家でゆっくりするわ。

あとはお父さんがどうにかしてくれるわ」


「わかった。

ありがとう。

明日はゆっくり休んでくれ」


「あいあい。

あんたも明日は頑張りなさい。

明日頑張ればもうこの件は片付くわ」


今日も読んで下さりありがとうございます。

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