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91【事情聴取?】

学校に着き、カエデと琴音ちゃんと別れ自分の教室に入る。


あちらこちらで話していたクラスメイトが一斉に黙り俺達の方を見る。


あぁ、こいつらもみんな知ってるのか。

さて、どんな反応するかな?


心配されるだろうか?

それとも邪険に扱われるのだろうか?


「快人、松本さん、大丈夫だったか?」


そんなことを考えてるとジンやタクが話しかけに来てくれた。


「おう、おはよう。

なんか陰口みたいなんを言われたり、何か付けられている気がしたけど直接的なことはされなかったぞ」


「それは、良かったのか?

まあ、とりあえず席につけよ」


「おう」


そうして、俺は席につき、沙耶も自分の机の上に鞄を置いて俺の席に来た。


それにしてもさっきからクラスメイトは一切話しをせずに俺達の話しに耳を傾けている。


「なあ、何でクラスのみんなこんな感じなんだ?」


どうしても気になりタクに聞いてみることにした。


「ああ、クラスのみんなにはお前達が来る前に俺達がちゃんとお前達の聞きたいことを代表して聞くからお前達は聞く側に回ってくれって言ってたんだよ。

あちこちから質問攻めにあうよりは全然いいだろ?

だからお前も皆に説明する感じで頼む」


「ああ、そうだな。

わかった。

実はな、、、。

ってことがあったんだよ。

だから多分犯人はマネージャーだと思う」


「まあな、一日二日でこんなに噂が広がったのも不自然だしな。

どこに噂を流せばいいか、どういった言い回しを使えば皆が食いつくか、そんなのはモデルのマネージャーをしてたら多少は知っておかないといけないことだろうしな」


ジンが考え込みながら言う。


「そうだね。

本当はその知識は自分がマネージメントしているモデルなどを守るために使わなければいけないものなのにね」


そう言う沙耶はどこか寂しそうな目をしていた。


「本当にな。

田中は松本さんのマネージャーなんだから松本さんを守らないといけないのに、逆に松本さんを追い詰めてどうるんだよ」


タクのその言葉からは怒りを感じる。


「多分あいつの性格からするとそれが沙耶を守ることに繋がると思っているんだと思う」


「本当に困ったやつだな」


「そうだな。

ってことで、俺達は何も悪いことはしていない。

その事だけは皆にも知ってて欲しい」


俺はクラスメイト全員に向けてそう言う。


「うん、わかった。

お前の言うことを信じるよ」


「「「うん」」」


「ありがとう」


クラスメイトの理解の良さに驚いた反面とてもうれしかった。


キーンコーンカーンコーン!


「みんな席につけー」


ホームルームの始まる鐘がなり、皆がそれぞれ席に着く。

今日も読んで下さりありがとうございます

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