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87【潰す!】

「と、いうことがあったんだよ」


その後、俺は沙耶と美陽さんに田中と話したことを全て伝えた。


「まあ、田中さんは前からそういう人だったからね」


「そうよね。

一回それで揉めたこともあったわよね」


え?

あいつ沙耶にも変なことして問題になったことあるの?

もう、クズとしか言えないな。


「何があったんだ?」


「去年、モデルの仕事が多くて学校に行けてない時期があったでしょ?」


「ああ、確かにあったな。

でも、あれはお金の問題だって前に言ってなかったか?」


「確かにそれも理由の一つだよ。

でももう一つの理由が田中さんが勝手に仕事を取ってきちゃたことなの。

今後の信用にも関わるから一回取った仕事をキャンセル出来なくて行くしかないって状況が結構あったの」


「なるほどな」


沙耶にいっぱい仕事をさせて人気になった方が自分の評価も上がると思ったんだろうな。

まあ、その通りなのだろうが、それで沙耶の機嫌を損ねたらそれで終わりだろうが。


「それで、上の人に相談して担当を変えてもらおうとしたんだけど、本当に土下座をする勢いで謝ってきたから許したんだけど今回のはもう許せないよね。

ちょっと上の人に相談してみるよ」


「わかった。

あいつが沙耶に手を出さない保証もないから気をつけろよ」


「ラジャー!」


沙耶がビシッと敬礼する。

こいつ危機感全然ないな。


「快人くんもちゃんと気をつけるのよ」


「はい、わかりました」


それからは松本家でくつろいで、夕食前に家に帰った。


「母さん、ちょっと話があるんだけど」


夕食後、ソファーで寛いでいた母さんに言う。


「なんじゃらほい?」


「ちょっと真剣な話し」


「はいはい」


母さんは姿勢を正し聞く体制に入る。

こうやってメリハリをしっかり付けれるところが母さんのいいところだと思う。


「あの今日、沙耶の撮影を見に行ったんだけど、、、(中略)ってことがあったんだ。

沙耶が上の人に言っておくとは言ってたけど、あいつ凄く俺の事睨んでたし、「覚悟しておけ」って言われたから何かしてくると思う。

母さんとかに何か迷惑をかけるかもしれない。

ごめん」


「ほぉ〜」


え?

なんか母さんめっちゃ怒ってない?


「うちの息子と沙耶ちゃんの中を引き裂こうとするクソ野郎がいるのね?」


「まあ、簡単にまとめるとそうなるね」


「潰す!」


「ヒィー!」


怖い!

息子の俺でもこんなに怒ってるとこ見たことないよ!


「沙耶ちゃんは、あんたと結婚して私の娘になるの!

その邪魔をするやつは誰だとしても容赦はしない!

よし!

お父さんにも手伝ってもらおうかしら!」


それから母さんは父さんに電話をかけ、何かの相談をしていた。


今日も読んで下さりありがとうございます

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