30【ヘタレ】
おはょぉー(っ﹏-๑)
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「そうでしょ!
税金は高いし、ハイオクだからガソリン代も馬鹿にならないけど、見た目もカッコイイし乗り心地も最高なのよ!」
母さんは自分の愛車を褒められてテンションが上がってしまった。
助手席には、道案内のために松本さんがのっている。
「それじゃあ、しゅっぱーつ!」
母さんのその言葉と共に車は駐車場を出て道を走る。
「ねぇねぇ、そう言えば何で沙耶さんはお兄ちゃんの部屋で寝てたの?」
カエデが爆弾を投下してくる。
「いやーそれわね」
松本さんは、朝俺に説明したことと同じことを母さんとカエデに説明する。
「はははっ!
あんた達ほんとにもう恋人みたいね!」
母さんが大笑いしながら言う。
「えへへっ、やっぱりそう思いますか?」
松本さんはもう照れまくっている。
「母さん、あまりからかわないでくれ」
「えーなによー。
私は本気で沙耶ちゃんがあんたのお嫁さんになってくれたらって思ってるんだからね!
あんたがヘタレだから」
母さんがやれやれって感じで言う。
「ヘタレで悪かったな!」
「ええ、悪いわよ」
いつも通り母さんは俺に辛口である。
「大丈夫だよ。
私は快人くんがヘタレでも大丈夫だよ!」
松本さんが励ましてくれる。
「沙耶さん!お兄ちゃんを甘やかし過ぎだよ!
そんなことばっかり言ってるとお兄ちゃん一生告白の答え出さないかもよ!」
「いや!そこまでじゃねーよ!」
カエデが失礼なことを言っきたので少し大声になってしまった。
「それは困る!
快人くん、もっとしっかりしよ!
今でもカッコイイけど、ヘタレじゃない方がきっともっとカッコイイはずだよ!」
松本さんは、必死になって俺に語りかけてくる。
「大丈夫だよ、松本さん。
ちゃんと返事はするから」
「ほんとう?」
松本さんはちょっと涙目だ。
可愛い!
「当たり前だろ。
約束だからな」
「うん、約束!」
松本さんが笑顔になった。
自分でも何カップルみたいなことしてんだ?って思ってしまった。
「あんた達いつまでイチャイチャしてるの?」
母さんが呆れ顔で言う。
「あ、ごめんなさい」
「別にイチャイチャするのはいいんだけど、今は沙耶ちゃんにしっかり道案内してくれないと困るんだけど」
「あ、そうでした!
えーと、次の信号を左です」
「はいはい、左ね」
それからは松本さんが道案内に集中したので俺は後部座席でゆっくりすることにした。
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