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118【冷やかし】

皆さんに悲報です。

11月1日から新作の恋愛モノ出します!(多分)

そのストック作成のためにこの作品の投稿頻度が落ちる可能性があります。申し訳ないです。

自分には珍しく9月末から試行錯誤しながら書いているのでよろしければ読んで貰えたらと思っています。


「終わったぞ〜!」


「タク、うるさい」


「我らが強敵である期末試験が終わったのだぞ!

この喜びを言葉にしないでどうする!?

そして、もうすぐ待ちに待った夏休み!

海にプールに夏祭り!

水着美女に浴衣美女見放題の素晴らしいイベントが盛り沢山なんだぞ!

今年こそ彼女作ってみせる!

みんな気合い入れていくぞ!!!」


「「「「「おーー!!!」」」」」


タクの掛け声に合わせてモテない男共が声を上げる。


「タク、キモイ」


「おいコラ!

自分が超絶美少女の彼女いるからって調子乗ってんじゃねーぞ!?」


「そうだぞコラ!

なんでお前なんかに松本さんが!

くぅー涙が止まらねー!

爆発してしまえー!」


「わかる、わかるぞその気持ち!

俺だって世が世なら佐藤に何していたかわからんからな」


「なんであんな普通のやつに!

超絶イケメンが相手なら諦めもついたのに!」


「お前らボロくそだな」


俺はタクに感化され野次を飛ばしていた奴らに向かって言う。


「お前はいいよなぁー。

今年の夏は松本さんとイチャイチャして過ごすんだろ?」


「まあ、祭りと海ぐらいは行くがそれ以外はほとんど勉強の予定だぞ?」


「は!?

お前マジで言ってんの!?

来年は受験勉強とかで思いっきり遊べないんだぞ!?」


「その受験勉強を今からするんだよ。

今年一年を多少犠牲にして沙耶と同じ大学の四年間を一緒の大学で過ごすために」


「ヒューヒュー、松本さんってば愛されてるね〜」


「いいなぁー、私もあんなこと言ってくれる彼氏が欲しい」


「そうね〜。

佐藤くん、試しに私と付き合ってみない?」


次は女子からの冷やかしの言葉が飛んで来る。


「あははっ、ごめんね。

俺は沙耶一筋だから、お試しでも遠慮しとくよ。

後ろにいる沙耶が怖いし(ボソッ」


「「「「キャー!!!」」」」


みんな楽しそうでなによりだね。

それよりも後ろで負のオーラ出してる沙耶に気をつけてねと思いながら心の中で合掌する。


「ジンは夏休みって予定あるのか?」


「んー、今のところは何も無いかな。

誘われれば遊ぶしそれ以外はお前と同じで勉強かな。

前のパーティで頑張るって言った手前頑張って勉強しないとな」


「じゃあ、一緒に海行くか?」


「?

松本さんと二人で行くんじゃないのか?」


「夏祭りは二人で行くつもりだけど海に二人で行くのはなんか違うかなぁーって沙耶と話してたんだよ。

それにみんなとも遊びたいしな」


「そういうことなら喜んでその誘いを受けさせてもらうよ」


「な!な!

快人!

俺も!俺も誘ってくれるよな!?」


「元々は誘うつもりだったけど今のお前を見てると誘う気無くなった。

なんか問題起こしそうだし」


「おい!

俺達友達だろ!?

問題なんか絶対に起こさないからお願いします!」


そう言ってタクが土下座をする。


「おいやめろって!

わかった!わかったから!」


「おお!

快人様ありがとうございます!」


はぁ、本気で大丈夫かなこいつ。


今日も読んでくださりありがとうございます!

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