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116【お泊まり会】

「そろそろお開きにしなくていいのか?」


俺はいまが22時であると示している時計に目をやりながら母さんに聞く。


「そうね。

みんなもう22時よどうするの〜?

明日は土曜日だし泊まっていってもいいわよ。

全員となると布団が足りないけど」


「え?

もうそんな時間なの?

明日も夫が仕事だから帰らないと」


「私も下の子供の習い事の送り迎えしないとだから帰ります」


「私は明日は何も無いし泊まらせてもらおうかな」


「おれも〜」


などとみんな自分の意思を言い出し結局、お母様方は帰り、子供達はみんなお泊まりになった。


「じゃあ、今日はありがとうございました。

解散!」


母さんの軽い挨拶で今回のパーティは終わりを迎えた。


「今日はありあございました」


「お邪魔しました。

楽しかったです」


などと声をかけ母親達が帰っていった。


「よし、これでいいかな?」


「ありがとう。

助かったよ」


男は俺含めて三人なので俺の部屋でなんとかなるが、女性はカエデ含めて五人なのでカエデの部屋では無理だということでリビングを綺麗にしてそこに布団を敷くことになったので男陣は2階から布団を降ろし、お風呂に入ったりと寝る支度を済ませ男は俺の部屋、女性はリビングとそれぞれ別れた。


「なぁー」


「なんだ?」


タクが俺の部屋に敷いた布団にうつ伏せになった状態で話しかけてくる。


「女子たちは今頃楽しく女子会ってやつをやってんのかな?」


「知らねーよ」


「覗きに行かね?」


「はぁ、お前はそんなんだから」


ジンは心底呆れたような口調で言う。


「そんなんだからなんなんだよ!

はっきり言ってみろよこのやろ!」


そう言ってタクはジンに襲いかかりじゃれ合いを始める。


「おまえらキモイぞ」


「キモイとはなんだ!

きさまもこーい!」


そう言ってベッドに座っていた俺の手を取り引っ張ってくる。


「おい、やめろよ」


「いいじゃねーか。

何か修学旅行とかの夜みたいな感じで」


「じゃあ、枕投げとかするか?」


「お、いいねぇ〜」


「いいねぇ〜じゃねーよ。

ジンまで何言ってんだよ。

他人の家でそんなことしようとするな」


「「は〜い」」


「はぁ〜」


もうため息しか出ん。


「じゃあ、なんかしょーぜ!

なんか案出せ快人!」


「山手線ゲームとか?」


「それでいこう!」


「それじゃあ、お題、タクがなぜモテないか!」


とジンがニヤけながらお題を言う。


「え!?

ちょっと待て!」


「はい、パンパン、デリカシーがない」


「おい、待てって!」


「パンパン、飯の食い方が少し汚い」


と俺とジンが言う。


「止めてくれ!」


タクは崩れ落ちた。


「パンパン、おい次タクだぞ?」


「ごめんなさい、これ以上俺のガラスのハートを気づ付けないで」


「あははっ、悪い悪い少しふざけすぎたな。

じゃあ、ジン次のお題頼む」


「次のお題は俺たちのクラスの女子のフルネーム!」


それからはこの山手線ゲームをしたり、世間話をしたりして過ごした。

ついでに言うとクラスの女子のフルネームのお題の山手線ゲームはタクが快勝した。

途中から一人でやり始めたからな。

こういうとこが女子にモテないところだろうなと思ったがとても楽しそうにやっていたので何も言えなかった。


今日も読んで下さりありがとうございます

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