108【圧迫面接】
「今まであまり気にしなかったけど、よくカエデちゃんは快人と松本さんが付き合うことを了承したよな。
超絶ブラコン妹としてお兄ちゃんが他の人に取られるのは嬉しいことではないだろ?」
お、タク、よく聞いたぞ!
俺も前から気になってたんだが俺から言うのは何か変っていうか恥ずかしいから聞けなかったんだよ!
「もし私が義妹とかだったら絶対に彼女の座もお嫁さんの座も譲りはしません!
しかし、残念なことに私は実妹です。
お兄ちゃんと結婚することが出来ない以上、お兄ちゃんに相応しい女性が現れた時はお兄ちゃんの幸せのために協力しようと決めていました。
そして、沙耶さんは見事に私の面接を突破しお兄ちゃんに相応しい女性であることを示しましたので認めた迄です」
カエデの顔がいきなり真剣な表情をして語りだした。
「そう言えば沙耶が初めて俺の家に来た時にカエデと二人で何か話していたな」
「うん。
あれは凄い圧迫面接だったよー。
怖かったけどここで引いたら駄目だってのは直ぐにわかったから頑張ったよ!」
「おう、よく頑張ったな」
撫でてーと近寄ってきた沙耶の頭を撫でてやる。
「沙耶さんいいなぁー。
お兄ちゃん、私も私も!」
「はいはい」
俺はそう言ってカエデの頭も撫でてやる。
「お前らは本当に」
そんな俺達を見て残りのメンバーは苦笑をしながら見守っている。
「あ、そう言えばカエデ。
今日の予定を聞かせてくれ」
「えーと、今日はここにいるメンバーとその母親達が家に来てパーティーをします。
他の家族もって話しが出たけど私達の家はそんな豪邸じゃないから却下されました。
何か他の家族の人達も別で集まって何かするとかしないとかって話しが出たみたいですけどその辺は関係ないし私も全然把握してない無いので放置ってことで」
「料理とかどうするんだ?
今のを聞いた感じたと15人?ぐらい来るだろ?
大丈夫なのか?」
「ちょっと時期的には早いけど庭でバーベキューするらしいからそれがメインであとちょっとしたものを作るだけだからどうにでもなると思うよ」
「それなら大丈夫か。
帰ったらバーベキューセット出さないとな」
「よろしく〜。
皆さんも適当な時間に家に来てください」
「「「「「はーい」」」」」
「沙耶は一回帰ってから来るのか?」
「お母さんがお義母さんと一緒に仕事終わってそのまま来るらしいから、私は学校終わりにそのままいくよ」
「了解」
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