灯りの中 =Darkness=
君は有罪・・・?それとも無罪・・・?
僕は無罪?有罪?
遠くで雪解けの音が聞こえる・・・
近くで木々が燃える音が聞こえる・・・
あっちは暑いのに こっちは寒い
さっきまで眠かったのに 今は恐ろしいほどに目が覚めている
真っ赤な水と空気とお月様 と 真っ黒な地と息とお星様
手を伸ばせば 今なら届きそうだ
だって こんなにも近くにいるんだもん あるんだもん
あっ 今 あっちに星が落ちた
真っ黒な闇に一筋の光がキラリと輝いて また 消えて また 輝いて また・・・
ずっと続く あの光を追いかけてみよう
見失わないように 急がなくちゃ
無くさないように 急がなくちゃ
手を出来る限り 遠くに伸ばして
足を出来る限り 大きく広げて
手が届く・・・届くよね・・・?
さぁ この赤い扉を開けて
黄色い道を駆け抜けて
青い灯りを 手に入れよう
そしたら 届くよね・・・君に この輝きが・・・きっと
――――――僕の思いは 青い灯りと共に きっと 地を焼き天まで焦がして
僕が落としてきた物を拾った君が きっと この青い灯りと共に 気づいてくれるだろう
そう願って 僕はここで 逆さまの花火を 上げています
逆さまの花火を上げる事は 有罪・・・?無罪・・・?
思いを伝えるための 青い灯りは 無罪・・・?有罪・・・?
結局 僕は 何を目指して 何を 追いかけたのでしょう―――――・・・?
君が答えを見つけて 教えてくれるまで 待っているよ
この 三色の灯りの中で――――――