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スキル資産家になって、異世界スローライフ!〜今度こそ不労所得でセミリタイアを目指す〜  作者: 星火燎原


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第61話 最終決戦パート2

「そいっ!!!!」


『ぐわあああああ!!!!!』


 シャルが思いっきり剣を振り下ろしたことによって発生した斬撃がダークマター(ドラゴン形態)を切り裂き、木っ端微塵にした。


 って最終決戦終わっちゃったよ!Σ(´・ω・;`)


「みんな大丈夫だった? ってタナケンどうしたの? なんで泣いているの?」


「うぅ……主人公なのに最終決戦の出番なかった(´;ω;`)」


「泣いとる場合か! ダークマターの話によれば、もう一体魔王がいるんじゃぞ!」


「あ、そうだった。というかアイリも向こうでモンスター達(ダークマターの部下)と戦っているようだし、爺さんの話ではダークマターを倒したら部下達はいなくなるはずだったのに(´;ω;`)」


「うむ。適当にそれっぽいことを言ったのじゃが、思ったより帰っていかないのぉ」


 適当だったのかよ(´・ω・`)


「シャル、向こうでアイリが戦っているから助けてきて……」


 と俺がシャルにお願いしようとしたら――


「タナケン、待って!」


「???(´・ω・`)」


 次の瞬間、木っ端微塵になっていたダークマターの破片が黒い煙になり、空に向かって上昇していく。


「わわわ、なんだこれ(´・ω・;`)」


「うむ。なにか集まっているようじゃの」


 集まった黒い煙はもくもくと大きな雲に成長し、俺達の上空を覆った。そのせいで辺りは真っ暗になってしまった。


『わしはまだ死んでおらん!』


 ダークマターの声と共に黒い雲に無数の目玉が浮かび上がる。集合体恐怖症の人は見ない方がいい光景である。


「キモっ! まだダークマター生きていたんか!Σ(´・ω・;`)」


 シャルは再び戦闘体制に入る。俺と爺さんは悍ましい光景を前に抱き合って震えた。


「ピギィー! ピギィー!」


「どうしたんじゃ、ウサ太郎。ん? なにか浮かんでいるようじゃが、老眼だから見えないのぉ」


「本当だ。なにか浮かんでいる(´・ω・`)」


 なにかが浮かんでいた。というより黒い雲に吸い込まれるようにして上昇している。


 俺は偶然持っていた双眼鏡で吸い込まれそうになっているなにかを見てみた。


「どれどれ……って! おでんツンツン魔王補佐じゃねーか!(´・ω・;`)」


 そう、黒い雲と化したダークマターに吸い込まれていたのは、おでんツンツン魔王補佐(おでんによる攻撃で気絶中)だった。


「あ、黒い雲の中に消えちゃった(´・ω・`)」


 まぁ、おでんツンツン魔王補佐のことだし、大丈夫だろう(楽観視)


「タナケン! おじいさん! ウサ太郎! 伏せていて!」


 シャルはホームランを打つ気満々の野球選手のように剣を構える。そして、大きく振った。


「うわわわ!!!!(((´・ω・;`)))」


「ピギギギギギ!!!」


 シャルの剣から斬撃による衝撃波が発生する。それも今まで見たことのない大きさである。黒い雲へと放たれた衝撃波の反動は地上の建物を半壊させるほどであり、地面も揺れた。そのあまりの揺れによって爺さんの口から入れ歯が飛び出てしまい、俺の頭をかぶりついた(´;ω;`)


 しかし、あれだけの衝撃波なら辺り一面を覆うサイズの黒い雲も一撃で吹っ飛ばせるはずだ。


『そうはさせん! 【絶対防御(オールディフェンス)】スキル発動だ!』


「なっ!?Σ(´・ω・;`)」


 黒い雲を守るように七色に光り輝く結界が展開された。今まで見てきた結界とは明らかに質が違う……ような気がする!


 ドン!!!!!!!!


 シャルの放った衝撃波と七色の結界がぶつかり、空中で大爆発が起こった。地上にまで衝撃が飛んできて、俺と爺さんとウサ太郎は吹っ飛んで地面を転がった。


「みんな大丈夫!?」


 シャルが俺達の方を振り返って声をかける。


「いててて……爺さん、ウサ太郎、大丈夫か?(´;ω;`)」


「ふがふがふが! ふがふがふが!(わしは大丈夫じゃ! ところで入れ歯を見なかったかの?)」


「ピギィ〜…………」


 ウサ太郎は気絶しているようだが、ひとまず全員無事のようだ。


 上空を見上げると、黒い雲と七色に光り輝く結界が見えた。


「あれだけの衝撃波をくらって無傷だと!?Σ(´・ω・;`)」


『ふふふ……タポコン。貴様のおかげだ』


「なんだと!?(´・ω・;`)」


『貴様がおでんツンツン魔王補佐を倒してくれたおかげで、ようやく吸収することができた』


「やはりそうじゃったか! ダークマターは吸収した生き物の姿になったり、能力を得ることができるのじゃ!」


「な、なんだってー!?Σ(´・ω・;`)」


『その通り。わしは最初からおでんツンツンの結界スキルを狙っていたのだ。仲間に入れて油断したところを吸収しようと考えていたのだが、流石に元勇者ということあって隙を見せなくてな。手こずっている間になんか魔王補佐にすることになってしまったのだ』


「人間を仲間にするなんておかしいと思っていたが、そういうことだったんじゃな!」


『ふふふ、礼を言うぞ。タププン』


「タナケンだって言っているだろーが!( `ᾥ´ )」


 こうしてダークマター(第八形態ぐらい)との死闘がついに始まる。はたして俺達はダークマターを倒すことができるのだろうか!? 続く!( `ᾥ´ )




 ********************************


 その頃、クロは――


「ムシャムシャ、おでんが落ちているなんてラッキーだねぇ」


 前回、タナケンが投げたおでんの具を拾い食いしていた。

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