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第12話 結果・・・

 昨日と一昨日は連チャンで大変だった。なぜかって?中間テストなるものがあったからだよ。君。って、俺は誰に話をしているんだ。




「では、みんな席についたな。今日を楽しみにしていたやつ、していなかったやつもしっかりと答案を受け取るように」

(ふぅ〜。また、大島おおしまのやつは言ってるよ。みんな受け取るっての。)


 などと俺は心の中で思った。もちろん、声には出していない。前回のてつは踏まない。


「アウラ。正直、緊張してる?負けたらどうししょうとかさ、考えてるわけ?」


 っと、聖人まさとが話しかけてきた。


「いや、負けたら言うことを聞けばいいんだろう。勝った時のことは考えていないな」


 俺はいつもの調子で聖人のやつに問いに答えた。


「おぉ〜。相変わらずですな。それは自信があると受け取っていのかな?」


(自信とかって言う前に勝ち負けがどうしたんだ。はっきりいって興味がない。ってのが、俺の率直の意見だがな)


 なんて、心の中で思っていた。実際そうなのだからどうしようもない。俺は顔の表情を変えずに聖人に答えた。


「あぁ。それでいい」


「おぉ〜。さすがですね。アウラ様。すごいです。50番の差を埋めるほどの出来だったのですね」


 最近、影を潜めていた聖人の茶化しが始まったか。


「聖人。静かにした方がいいと思うぞ。もう答案返しが始まってるし」


「ヤベ」


聖人は焦ったように言っているが表情は全くと言っていいほど焦ってる様子はない。そして、最初の答案は英語だった。


美崎みさき、美崎、いるじゃないか、早く取りに来い」


「はい」


俺はテストの出来をみた。

(おぉ。英語は結構出来たと思ったけど、こんなに取れるとはな)


「アウラ〜。どうだった?」


「おう。90点ジャストだった。そういうお前は何点だった?」


「満点だ」


 気持ちいいくらいの笑顔でそう言ってきた。こいつのこういうところは憎めないんだよな。変にすかしたりしないところがさ。

(俺の場合はすかしてるつもりはないが感情を表にするということはないからダメだな。)


「相変わらずというかすごいな」


「今回は結構、勉強したからな」


「確か、美琴みことちゃんや浦城うらきさん達のクラスも最初は英語だったな」


「そうなのか?んじゃ、聞きにいくとしようか」


「キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン」

 授業の終わりを知らせるチャイムが学校に鳴り響いた。


 そして、俺と聖人はあいつらの教室に行こうとして、ドアの方を見るとすでにあいつらが来ていた。

(すでに来ていたか。そして、手にはしっかり紙を持って殴り込みか)


「どうだったのよ。美崎君」


「お前は?」


「私が聞いたんだからあなたからみせなさいよ」


「ほらよ」


 俺はそういうと自分の答案用紙を浦城に見せた。表情がみるみるうちに悪くなっていた。


「何でよ。何で勉強しないでこの点数が取れるわけ」


「そんなこといったってな。お前は何点だったんだよ?」


「80点よ」


 浦城は非常に悲しい表情をしている。しかし、俺はその表情に気が付きながらも話を進めた。


「ってことは英語は俺の勝ちで良いんだな?」


「でも、次は負けないから」


 そう言い終わると浦城は俺の教室から出て行ってしまった。


「でも、美崎君って、すごいね。勉強しないで90点って。」


「美琴ちゃんは何点だった?」


 聖人と篠本しのもとはなしをしている。和やかでいい雰囲気だ。


「90点だったよ」


「アウラと一緒か。やっぱり、アウラ。お前って凄いな」


「今回はお前たちの勉強見てたかたな。それでだよ」


「わりぃ。篠本。いちいち見せに来てたらきりがないから全教科帰ってきたら浦城に答案持って屋上にくるように言っておいてくれ。」


「わかった。そういう風に伝えておく。」


 篠本は笑顔で引き受けてくれた。

(浦城だったらここで一言、言ってくるんだろうけどさ)




 俺は屋上に来ている。そして、周りは誰もいない。

(ここはいいな。気持ちいい。風があって。でも、落ち着くんだよな)


「いた」


 俺はその声で振り返った。そこには浦城が紙を持ってたっていた。


「やっときたか。よし。答案を持っているな。さっそく、見せ合うぞ」


「えぇ。勝負よ」


 何十秒かった時。結果は明らかになった。


「やったぁ。やったわ。やりましたわ。」

(こいつ浮かれ過ぎなんじゃねぇか?急にお嬢様言葉になってるし)


 そう。勝負は決まったのだ。俺は最初の英語以外全敗という結果になった。7教科で1勝しかできなかったのだ。


「んじゃ、早速お前の要求を聞こうか?体育祭で勝ってもおんなじ要求をするつもりだったんだろう」


 どうしたんだ。浦城がモジモジしだした。


「えっとね。あのね。ん〜っと」


「おい。とっとと、言えよ」


「今度の休みに私の買い物に付きあって」

(なにかと思ったらそんなことか。)


「別にいいぞ。むしろ、そんなことなら勝たなくたって付き合ってやるよ」


 浦城は完全に俺の話聞いてない。軽くフリーズしているし。


「だから、浦城。付き合うから人の話を聞け。」


「ホント?やった〜。じゃ〜時間と場所は後で連絡するから」

(こいつなんなんだ?たかが買い物くらいで)


「わかった」




 俺は教室に戻り、待っていた聖人に浦城との勝負に負けたことと買い物に付き合う約束をしたことを話した。


「アウラ。それってデートじゃないのか?」


「どうして、そうなるんだよ。ただの買い物だろ」


「はぁ〜。アウラ君。君って・・・」


「お前もあいつもわけわからねぇな。んなことより、今日は疲れた。帰るぞ。」


「了解しました〜。」



皆様たくさんのアクセスありがとうございます。



ただいま第12話に突入しました。


この次はいよいよデートですね。どうなるのでしょう?アウラと浦城2人は・・・。



でも、そんな私の作品を読んでくれてる皆さんいつもありがとうございます。


更新の方させてもらいますのでこれからもよろしく、お願いします。


評価や感想も気が向いたらお願いします。

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