表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

Episode 0

かつて古のドワーフたち3人が3種類のリングを発明した。

それはウェポンリング、マジックリング、コンテナリングの3種類であり、いずれも個々の魔力量によってパワーが変わる。

これらの活躍により、世界は急速に発展した。ウェポンリングは剣や弓などの武器から農具までにもなることができ、マジックリングは火、水、風、土、4つの自然の力を精霊無しに操ることができ、コンテナリングには様々なものを半永久的に保存できる。


しかし発展は良いことだけではない。ウェポンリングとマジックリングによる戦争や紛争、コンテナリングによる盗みなどが後を絶たなかった。

それを嘆き悲しんだドワーフたち3人は発明したリングの作成を止め、設計書を燃やした。生活が崩れないよう、個々の魔力が影響しない必要最低限のリングを作った。

・・・そして、リングを壊すリングを作った。


「いつか現れるであろう、力を持った優しい者に。」

「ああ。押し付けるようで心が痛いが、儂らには力がない。」

「絶対に忘れぬように後世に言い伝えねばならん。」


リングを壊すリングに封印を掛けた。


”最強の力を持ち平和を望む者にオリジナルのリングのみを破壊できるたった一つのリングを授ける”








-それから数十年後、とある”日本人”によって古のドワーフが願った平和が実現する。


「なんだぁ、あっけねぇもんだなぁ。・・・あ、ちょっとそこのドワーフさん、俺にも鍛冶やらせてくれや。伊達にこのゴリゴリな身体してねぇんだわ。」


「ひっ。わ、私ですか!?も、もちろんです。どうぞこちらに・・・。」


優しさとはかけ離れた凶悪な人相、ゴリゴリの身体、名は藤堂秀龍。

平和にした後、彼は最初に話しかけた可愛い可愛い女の子ドワーフと鍛冶を始め、彼女と結婚をし順風満帆な人生を送っていた。




・・・まさか結婚して数年後に孫を名乗る日本人と会うとも思わずに。

主人公、勘違いしないでくださいね?笑

最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回の更新は早ければ今週中、遅くとも来週になります。

ではまた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ