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【 Ep.3-005 魔族の置き土産 】

累計PVが50,000を突破しました。ありがとうございます。

さて、今回は後々の設定に関わるところだったので何度か手直ししていました。

一応それっぽくまとまりましたが……それでも後々改定するかもしれないけどその時はその時って事で。




 立派な髭を蓄え、魔族の男――ゼハクから"雷迅"と称されたペインゴッズのおっさんとボク達天兎、そして保護したアルテック村の若者達はアルティア湖のほとりで野営をしていた。


 若者達が言うに、先に行方不明になった村人を探しにここへ来たところ、先程交戦した魔族に捕らえられ湖畔近くにあるダンジョンへと連れられて行かれたそうだ。

 長くここら一帯で過ごしている彼らですらそのダンジョンは初めて見たそうで、ペインゴッズのおっさん曰く、恐らく魔族の二人が何らかの手段を用いてダンジョンを生成したのであろうと。そしてボク達の持っている情報と合わせて考えると、村の水源が汚染されはじめたのもそのダンジョンから漏れ出た瘴気が原因ではないかと推察された。


「――じゃあ村の水源汚染をどうにかするにはダンジョンをどうにかしないといけないって事?」

「そうなるのう。彼らの話を聞く分には元々その場所は他より少々魔素(エーテル)が滞留しやすい場所だったそうじゃし、あの魔族達もそれを知った上でそこにダンジョンを生成したのじゃろう。」

「あたし達が受けたのは村の若者達の捜索でしょ?そこにまだ村の人がいるなら助けに行くべきじゃない?」

「待てよシオン。とりあえず話を聞いてからだ。なあおっさん。おっさんはそのダンジョンからあいつらを救出したのか?」

「そうじゃな。比較的浅いエリアで彼らを発見してな、救い出したは良いが追っ手が掛かってやむを得ず交戦している最中におぬしらと遭遇したという所じゃの。」

「……そのダンジョンにまだ生存者はいると思いますか?」

「……難しい所じゃな。彼らの様子を見るにすぐに殺したりはしていない様じゃが、かといって長く生かすとも思えん。それに……。」

「それに?」

「時間経過とともにダンジョンは成長する。捕らえられてからどこまで時間が経っているかわからんから既にダンジョンに取り込まれた可能性もある。それに今回のモノはあの魔族めらが作ったのであるならば下手をすれば魔界側に繋がる可能性すらある。」

「は?」


 体調を崩した時カサネさんの書斎で見た本に書かれてあった内容で軽くダンジョンについては学習したけど、流石に魔界に繋がるなんて情報はなかったし初耳だ。


「なんじゃ知らんのか?お前達冒険者じゃろうに……。」

「そう言われましても……。ダンジョンという存在は軽く知っていますが、流石に魔界に繋がるなんていう情報は流石に。」

「なぁ、ペインゴッズさん。俺達は冒険者とはいっても正直駆け出しに近い。先達として俺達にその辺りの事を詳しく教えてくれねぇか?」


 元冒険者で経験豊富そうなペインゴッズのおっさんにベネが教えを請う。こういう情報は実際生き抜いてきた人に聴くのが一番だろう。


「そうじゃな……。ではダンジョンについて少し話そう。ダンジョンとはダンジョンコアを中心に周囲一帯を取り込みながら成長していく生体構造物の総称と言うのは知っておるな?」


 この辺りは皆と情報共有してきたので全員認知しているので頷く。


「このダンジョンコアが生成される仕組みはいまだによく分かってはおらんのだが、多くの研究者達から空間中の魔素(エーテル)が集まりやすい場所に発生するというのが一般的な説としてあげられておる。内部構造もそれぞれ統一性は無くバラバラで、出現するモンスターもそれぞれ違っておる。大別すると十二種類に分けられてな、不死(インモータル)魔獣(ビースト)植物(プラント)悪魔(デビル)精霊(スピリット)巨人(ギガント)亜人(デミ)機械(マキナ)(インセクト)無生物(イナニメイト)、ゴーレム、ドラゴンとなる。」

「割と多いんですね……。」

「でも何となく何がどれに該当するかはわかるっすね。」

「そうじゃな、どれも大体見た目や生態から分類されておるからの。高位のモンスターとなればどの種類でも脅威となるのは当たり前なんじゃが、この中でも最も気をつけねばならん種類があるのだがわかるか?」


 普通に考えればあの中ではドラゴンが最も危険だというのが分かる。だけどペインゴッズのおっさんが言ったのは"最も気を付けねばならない"と言う点。強さで比較して答えが出るものではないのだろう。


「やっぱドラゴンか?」

「ドラゴンっすよね?」

「私個人的には虫だけど……。」

「私も虫は正直苦手です……。」


 ケント、シキ、リツの次にクロさんが答えるがおっさんは頭を横に振り否定する。……虫はボクも苦手だ。


「ドラゴンは言わずもがな脅威ではあるんじゃがの、それとは別物でヤバイやつがいるのじゃ。」

「何やろ?あんた分かる?」

「いや、俺もドラゴンだと思っていたからな。」


 ケントはストレートにドラゴンと答えたがやっぱりそうではないようだ。マリーもベネに振っているけどベネもドラゴンだと思っていたみたいだ。そんな単純さで大丈夫か二人とも……。

 だけどこうなるとどれも気を付けないといけない気がしてくる。そんなボクの表情を読み取ったのか、ペインゴッズのおっさんは少しだけ笑みをボクに寄越した後キリッとした顔に戻って答えを言った。


「勿体ぶっても仕方ないからのぅ。答えを言うと無生物(イナニメイト)じゃ。」

無生物(イナニメイト)って言うと、動く鎧(リビングアーマー)とかガーゴイルとかそう言うやつ?」

「その通りじゃ。その中に分類されるシェイプシフターというモンスターが特に危険なのじゃ。これには非常に注意せねばならん。」

「シェイプシフターってなんだ?」

「確か他人の姿形を真似てその人に成りかわる怪物ではなかったでしょうか?」

「うむ、チグサの説明で大体合っておる。」


 ――シェイプシフター。チグサの言うような説明も間違いではないけども、人に限らず色々な物に変身する化物だったはず。その実態が本当は何であるか一切合切不明っていう謎めいた存在がおっさんの言うようにそこまで危険なのだろうか?


「ドッペルゲンガーと似てる気がするんすけど何か違うんすか?」

「ドッペルゲンガーとシェイプシフターは基本的な原理や行動はさして変わらん。じゃが、ドッペルゲンガーが特定個人に成り代るのに対して、シェイプシフターは無作為無差別にありとあらゆるものに成り代わり、出会った相手を吸収していくのじゃ。しかも吸収した相手の姿形だけでなく、声や記憶、知能まで獲得すると言えば恐ろしさがわかるじゃろう?」

「洒落になってへんやんそれ……。」

「言い伝えでは複数の人を吸収したシェイプシフターによって一国が滅んだとの逸話もあるくらいでな?はじめはそこまで知能も高くないのじゃが、知能や知性を得るとダンジョンから外に出て災害級の被害をもたらすのじゃ。通常ダンジョンで生まれたモンスターはそのダンジョンから外へ出る事は殆どない。例外的にダンジョンの中から溢れ出る"スタンピード"と呼ばれる現象では別じゃがな。だがシェイプシフターは知性を得ると同時に外部へとその魔手を伸ばす傾向が強い。幸いな事に発生する確率そのものは非常に稀で、一つのダンジョンから発生するシェイプシフターは二体が限度であるらしい。―とは言え危険な事に変わりはなく、そのお陰で発生して間もない無生物主体のダンジョンは早々にダンジョンコアを破壊されて潰す事が多くの国で実行されておる。」


 シキと同じ様にボクもドッペルゲンガーは頭によぎった。別ゲーだと姿形も自分達と同じで使ってくるスキルや魔法も自身が習得しているものしか使用してこなかった。ただ動きまではオリジナルには到底及ばず、そこでの差とアイテムの有無でオリジナル側が優位を保って戦う相手だった。

 シェイプシフターはおっさんの話を聞いた感じではそれとは比較にならないレベルの危険性があるという事だろう。

 顔も性格も癖も知っている相手と何一つ変わらない言動をとりながら虎視眈々と自身を狙う捕食者とか全く笑えない存在だよね……。


 その後もペインゴッズのおっさんの説明を聞くと、大体次の様な感じでダンジョンについてまとめることができた。



------------------------------------------------------------------------------------------


 まずダンジョンとは、空間中に漂う魔力の淀みが溜まりやすい場所等にダンジョンコアが形成され、周囲一帯を巻き込みながら時間と共に成長する生態構造物の総称であり、これはボクが本で見た内容と変わらない。

 多くの魔導士や研究者がダンジョンについて調査を行うも、発生するタイミングやダンジョンの成長する速度、内部構造やその構造体の材質の差、内部に発生するモンスター等の種類や強さなどそれぞれ基準が存在しない事以上の結論は出ていないものの、取り込んだ魔素(エーテル)に応じてモンスターもより強力な物となる傾向があり、そうでないタイプは物量が増加する傾向にあるらしい。

 定期的にモンスターがポップするのもダンジョンコアが生成していると推察されていて、死体が一定時間で消滅するのもダンジョンコアがそれらを再循環させるために吸収するからだと考察され、再びモンスターの生成の為に還元されるのだとか。……生体構造物と言われるのもわかる気がする。

 またダンジョンと言ってもその形態は様々であり、一般的な洞窟型、迷宮型、遺跡型等を代表に色々組み合わされて生成されるのでは無いかと推察されているらしい。


◆ダンジョンの種類


不死(インモータル)

ゾンビやグールを始めとして、死霊系のレイスやワイト、スケルトン等のメジャーなアンデッドの他、上位にはリッチや吸血鬼(ヴァンパイア)も入っている。脅威度は低層では低く、深層に行くほど危険度が増すらしい。


魔獣(ビースト)

ハウンド系モンスターやブルといった動物を基にしたモンスターの他、アウルベアーや合成魔獣(キマイラ)やケルベロスなども分類される。メジャーなタイプでもあり脅威度は中程度。


植物(プラント)

マンイーターやマンドラゴラ、ドライアドやトレント等が有名。大体が火魔法に対して弱く、脅威度もかなり低め。此方も比較的多いタイプのダンジョンらしい。


悪魔(デビル)

インプをはじめとする下級悪魔からレッサーデーモン、ゲイザーやフローティングアイと言った奇形生物に、サキュバスやソウルイーター等の存在も確認されている。脅威度は高め。


精霊(スピリット)

ノームやウンディーネ、サラマンダーやシルフと言ったメジャーな精霊が出没する。敵対行動を取らなければ比較的安全ではあるものの、一度敵対すると厄介な存在となる。上位魔法契約の為に必要な場となる事が多く、各国の魔法ギルドで管理されいる場合が殆どであり脅威度は低め。


巨人(ギガント)

ジャイアントやギガンテス、エティンやサイクロプス等巨躯を誇るモンスター主体のダンジョンであり、一撃が重い為に生半可な装備では太刀打ちができない。脅威度は高め。


亜人(デミ)

ゴブリンやコボルト、オークやオーガ等のメジャー処の他、リザードマンやマーマン、アラクネやミノタウロス、ケンタウロスなども含まれる。ダンジョンに発生するタイプと、ダンジョン外のモノは別物と言える生態をしており、ダンジョン外のモノであれば一部は人と交流を持っていたりもするらしい。危険度は一部を除いて低め。


機械(マキナ)

古代文明の遺産として関連した遺跡周囲か遺跡その物がダンジョン化した場合に発生する。比較的高い物理耐性や一部の魔法に耐性を持つものが多く、詳細が判明していないモンスターが最も多い。機械人形(オートマタ)機械守護者(マキナガーディアン)等危険度は高い。


(インセクト)

蟻や蜘蛛、蛾や甲虫類等多種多様さが特徴的。魔獣(ビースト)植物(プラント)に並んでメジャーなタイプのダンジョン。脅威度は低めではあるが、苦手とする冒険者は多い。


無生物(イナニメイト)

リビングアーマーやダンシングソード、ミミック等の無機物の他、シャドーマンやドッペルゲンガー、要注意のシェイプシフターが出没するダンジョン。シェイプシフターの発生率は非常に稀ではあるらしいけど、その危険性から早々にダンジョンコアを破壊され消滅させられるタイプである。危険度は相応に高い。


・ゴーレム

フレッシュゴーレムやロックゴーレム、アイアンゴーレムやアイスゴーレム等とにかくゴーレムタイプの出るダンジョン。ゴーレムそのものはその素体次第で他のダンジョンにも発生する。危険度は中。


・ドラゴン

基本的にランクの高い冒険者でも回避するタイプのダンジョンであり、最下級のモンスターでもワイバーンやランドドレイク等一体当たりの脅威度が高い。ダンジョン攻略は複数のパーティによるレイドを組んで行うのが定石と言われている。脅威度は非常に高い。


◆ダンジョンのタイプ


洞窟型(ケイブ)

自然発生した洞窟やその元となる空洞・空間があった場合にそこを起点として生成される。

生成された地域の気候や地質などに影響を受けやすく、火山地帯であった場合はマグマエリアが存在していたり、寒冷地帯であれば氷結しているオブジェクト等が多々見受けられるダンジョンとなる。


迷宮型(ラビリンス)

幾何学的な経路を形成して生成されるダンジョン。曲がり角などが直角である事が多く、トラップの数も洞窟型に比べると多い。行き止まりの数も多くあり、マッピング技術が無いと迷子になり易いので注意が必要となる。


遺跡型(ルイン)

ダンジョンが生成されたエリアに遺跡があった場合などにこのタイプのダンジョンが形作られる。

基の遺跡をベースに深度を増していく事が多いが、(タワー)タイプのダンジョンとして成長する場合もあるという。罠の数も多く、また転移装置で移動する経路もあったりする為、此方もマッピングの重要度は高い。


------------------------------------------------------------------------------------------



「――とまぁこんな感じじゃな。」

「なるほど、とても参考になりますね。」

「せやなぁ。ダンジョンに湧く奴と外に居る奴とは生態そのものが違うとか知らんかったわ。」

「つまりダンジョンに湧くタイプのモンスターは大元がダンジョンコアから生み出されている以上、そこからの"縛り"があるっていう感じかな?死体が一定時間で消えるのもダンジョン内で還元しているっていう観点は面白いね。」


 ライター業を生業としていたリツはこういった情報に興味津々らしい。

 元冒険者のペインゴッズのおっさんによる本で書かれていた以上の経験談を交えながらの情報は聞いていても飽きがこなく、ボク達は真剣に、時に笑いながら耳を傾けていた。


「さて、大体はそんな感じじゃがそろそろ本題に入らねばのう……。セラ、おぬしはファミーリアのマスターという事じゃから冒険者ランクはD以上じゃな?」

「うん。これ見てもらったらわかるよね?」


 そう言って胸元から冒険者タグを引っ張り出しておっさんに見せる。


「他のみんなもランクEにはなってるよ。」

「ふむ、そのようじゃの。……どうじゃろうか、明日はこの湖に出現したダンジョンをワシと一緒に攻略せんか?」


 それぞれのタグを確認した後、ペインゴッズのおっさんは髭をいじりながら少しだけ思案し、一息を付いた後ボク達に向け一緒にダンジョンを攻略しないかと誘ってきた。


「え?」

「勿論これはおぬしらが受けていた依頼とは別口じゃからワシが報酬を出そう。とは言え今は手持ちが無いものでな、口約束となってしまうが絶対に損はさせんと約束しよう。こう見えてワシは顔が広くてな、色々融通が利くんじゃよ。」

「ボクはおっさんが一緒ならいいかなって思ってるけどみんなは?」

「なぁおっさん、そのダンジョンを攻略する意味ってなんだ?」

「おぬしらの話からすると水源の汚染の発生源はほぼ間違いなくあの魔族共が関わったダンジョンじゃろう。今はまだ水源の汚染だけで済んではおるが、ダンジョンが成長すれば漏れ出る瘴気もそれに伴い増加してこの周囲一帯が汚染される可能性が高い。瘴気による汚染が拡大すれば水源だけではなく多くの物が瘴気に侵され、一帯のモンスターも狂暴化するじゃろうな。そうなってからダンジョンを攻略しても元の環境に戻るまで長い時間が掛かる事になる。じゃがまだ生成されてそこまで経っていない今であれば浄化もそこまで難しくはないじゃろう。」


 対応するなら早い方がいいって事だろう。ダンジョンの悪影響も現実世界での環境問題と変わらない感じがするけど、ダンジョンコアさえ破壊すれば問題が解決に向かうという分かり易さはシンプルでいい。


「今ここで村に引き上げたとしても問題の先延ばしだけでなく、汚染の拡大という問題も抱える事になるのですね……。」

「あたしはダンジョンの攻略に賛成。手が付けられなくなる前にあたし達で出来るなら出来る事をやろうよ!」

「そっすね!俺もシオンと同じ意見っす。」

「うちも賛成やけどうちらだけで攻略できるもんなんか?」

「それについてはワシが保証しよう。恐らく生成からの期間を考えればここのダンジョンは浅くて三層、深くて五層程度のダンジョンじゃろうて。」

「いや、ダンジョンの情報はありがたいがペインゴッズさん、あんた自身冒険者はもう引退しているんだろう?大先輩にこう聞くのも悪いとは思うんだがあんたの引退前の冒険者ランクを教えてはくれないか?」


 クロさんは今行かなかった場合の問題を上げ、シオンは攻略に乗り気でシキも一緒。元々シオンはどうにかしてやりたかったっぽいしそのチャンスがあるなら逃したくはないんだろう。

 ボクやケント、リツやモーリィにクロさんはおっさんの鬼神ぶりを見ているから実力について疑問はないけど、マリー達は戦闘を見ていない以上こういった不安が出てくるのは当然と言えば当然か。

 ベネの質問内容は正直ボクも気になる。あそこまであの蜘蛛頭のゼハクと対等にやり合っていたのだから低いはずはないと思う。


「ん。そう言えば言ってなかったのう。――わしの引退前の冒険者ランクはSじゃよ。」

『えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!?』



 二つの月がその姿を湖面に落とす静かなアルティア湖畔に天兎メンバーの驚きの声が木霊し、水面は大きな波紋を立てて月の姿を隠した。






次の元号は"令和"に決まりましたね。

平成に入った時も最初は馴染めませんでしたが、いざ終わりを迎えるとすっかり馴染んだ気がします。

令和もその時代に入れば徐々に馴染んでくるんじゃないでしょうか。

大きな災害のない時代になればいいですね。


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