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解説:幻想博物誌  作者: 邨野節枯
ミニュ編
4/11

隊商

 主人公が便乗した隊商についてです。

 隊商とはいっても、遠隔地への交易のために、一時的に結成されています。従って、個人個人異なる利益集団の代表者のようなものです。農閑期の農民、時には農繁期でも必要に応じて村落を代表して出されることもあります。また、領主や社会的地位のある人が、直接の商取引を行う事で利益を得たい場合等も人を派遣する事があり得ます。

 中心となるのは街に生活の基盤を置きつつ、交易に専業で従事している人達ですが、「旅は道連れ」で人数が多い方が何かと有利なので、他の人も受け入れる事があります。旅の必需品を共用することで荷物の量にも余裕が出来ますし、駄獣の世話や薪を集める等の作業も分担出来ます。参加者には個人で旅行するより遥かに安全で経験豊富な案内人のついた旅になるわけですから、双方にメリットがあります。

 ただし、食糧等の費用等の為に供託金が必要になりますし、自分の荷物や交易品だけではなく分担しなければならない荷物等も発生します。

 当然、参加には旅に耐えられるだけの駄獣を連れていることや、その世話が出来ること等いくつも条件があります。


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