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身体尺
近世位の時代背景をもった主人公です。
旅をするのに沢山の道具や荷物を持てませんし、単位等も割とバラバラな基準に基づいたものを使っています。
日本語にも昔の「步」や「尋」等、沢山あるわけです。ただ、読みにくくなったらいけないので、わざと分かりにくいと思われる日本語の単位名は使っていません。
主人公の主観的な感覚で表現されています。皆様もどうぞご自分の身長を代入なさってください。
因みに作者による主人公の設定は、「160cm位」です。近世人なのであまり高すぎないようにしています。ただ、彼は教育を受けて財産を一部処分して、旅に行ける位の生活レベルで生きてますから、栄養状態は良かったので、体格は周りの人に比べて立派です。
例えば、大体の目安は:
步:身長×0.37位
両手を広げた長さ:身長程度
となりますので、作者は一応大きさ等を表現する時に、設定した大きさに対して身体尺で計算していますが、あくまでも想像の翼を拡げて、御自分の好みの大きさやイメージを優先していただきたいと思います。