表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/51

建築作業の詳しい一日目


 「どうしてこうなった…」


 「この肉追加で頼む!」


 「俺はこの魚だ!」


 「米をよこせえええええええ!!」


 「黙れ!列を乱すものは飯は抜きだ!」


 「「「「「「すみませんでした!」」」」」」


 どうしてこんなことになったのかには理由がある。それは、一時間前、






 「おい、俺らはいったいどこで何を食べればいいんだ?」


 職人たちのボスっぽいのが質問をしてきたので、


 「俺が飯を作る。それに、食堂もあるからそこで食べればいい。」


 「そうか。」


 「そういうことだ。仕事は終わったんだろ?なら、もう料理はできているから

 食堂に来い。外に看板を設置しているから、分かるだろ?」


 「あぁ、分かった。」


 職人たちは食堂に向かった。


 「さぁ、椅子に座れ。メニューを見ろ。そして注文をしろ。以上だ。」


 俺がそういうと、一人ずつだが注文をする奴が増え、冒頭のようになったとい

 うわけだ。それから二時間経つと、


 「もう食えねぇよ。」


 「ふぅ、こんな美味い飯、初めてだ。」


 「これが、仕事をしている間ずっと続くのか。最高だな。」


 「おい、てめぇら、風呂の準備もできてるから、さっさと入れ。」


 「「「「「「風呂!?」」」」」」


 「なんだ?お前ら風呂も入らねぇのか?」


 「いや、風呂は貴族ぐらいしか入ってねぇよ。」


 一人の職人がそういうので、ほかの職人たちに確認すると全員頭を縦に振った


 「マジか。だが、ここにいる間は風呂に入れ。風呂の入り方を教えてやる。つ

 いてこい。」


 俺は職人全員に風呂の入り方を教え、風呂場にぶち込んだ。ちなみに、風呂場

 も浴槽と同じくかなり広い。





 「すっきりした。」


 「風呂ってこんないいものだったのか。」


 「おい、寝る前にすることは何だ?」


 「「「「「「分かりません。」」」」」」


 「歯磨きだ。朝昼晩、まぁ、昼は許すとして、朝と夜の歯磨きはしっかりしろ

 よ。洗面所は向こうのテントの中だ。洗面台の数、歯ブラシ、歯磨き粉の数は

 ここにいる人数分用意してある。水は蛇口から出てくるから安心しろ。水がど

 こから出て、何処に流れるのかは俺も知らん。蛇口の使い方を知らないのなら

 ば、着いてこい。」


 俺は、蛇口の使い方を教え、職人全員をベッドを置いてあるテントに入れ、食

 事のあと片付け、そして、風呂場、浴槽の掃除をしてから、宿屋に転移した。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ