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セリアルside これはいったい?


 私が目を覚ました当日、お父様は私にニ本のスクロールを渡してきました。

 なんでも、


 『一本はお前が大事にしていたものを時空魔法を使い、入れている。そして

 もう一本はどのような効果を持つのか、わからないがお前が連れ去られた時

 に持っていたスクロールだ。どちらも使うときは本当に考えて使いなさい。

 分かったか?』


 そう言われましたが………時空魔法のスクロールだけ使ってみましょう!


 私はスクロールを開く、すると、


 「何でしょうか?この服と武器は?………い、痛い、な、なにこれ?」


 私の頭に突然ある記憶?が流れ込んできた。


 『いいか?この服には大量の防御系魔法を付与されている。むやみに人に渡

 すなよ。それと、お前には小刀という武器を使ってもらう。』


 『はい!師匠!』


 『では、今から訓練を始める。まずは武器の持ち方からだ。』


 『はい!』


 ここで記憶は途絶えた。


 「今のはいったい?それに、あの声は確かに私のものだった。いったいどう

 いうこと?」


 私はそんなことを考えながらも、スクロールから出てきた服と武器を身に着

 けてみると、


 「どうしてこんなに着慣れた感じがあるのでしょうか?それにこの武器も」


 武器を持ってみると、自然と口からある言葉が出てきた。


 「…師匠………師匠って誰?」


 そんなことを言っていると、


 コンコン


 「失礼します………あの、姫様ですよね?」


 「はい、そうですが?」


 「姫様、どうしてそのような格好を?」


 「えっと…そうです!今からトレーニングに行くのです!」


 そういうと、私の専属侍女のジールは、不思議そうな顔をして、


 「とれーにんぐとは、いったいなんですか?」


 「トレーニングとは体を動かし鍛えることです!」


 「あの、どうしてそのような言葉を知っているのですか?」


 そう言われて、私は初めて気付きました。


 「あれ、どうしてでしょうか?」


 「まぁ、そのことは置いておきましょう。体を動かすことは大切です。思う

 存分体を動かしてください。ただし、騎士団が訓練している訓練場でお願い

 します。」


 「わかりました。では、いってきます。」


 私は訓練場に向かった。








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