弟子ができましたが名前を聞くのを忘れました
ふむ、これはいったいどうしたらいいんだ?
俺はかなり困っていた。なぜなら、今日初めて会った奴らに弟子にしてくれ
と頼まれているからだ。
「お前ら、一度頭を上げろ。」
「「「はい!」」」
「弟子にしてほしいのはわかったが、俺はお前たちと同年代だぞ。それでも
いいのか?」
そういうと、三人が固まってしまい、そのうちの少女一人が質問をしてきた
「あの、年齢は?」
「十七だ。」
「…私たちと同じ年齢……私は貴方の年齢がいくつであろうとも弟子にして
ほしいと思っています。」
「ふむ、お前はいいが、ほかの二人はどうする?」
そう尋ねると、
「俺は、強くなれるのなら何でもする。だから頼む!弟子にしてくれ!」
「私もです!いつまでも弱いままなのは嫌だ!だから、弟子にしてください
!」
俺は三人の言葉を聞き、
「分かった。弟子にしてやるが、まずは冒険者になってこい。後、そこで少
し待ってろ。」
そういうと、俺は二階に上がった。
十分後
一階に降りてきた俺は三人に手紙を渡す。
「これは?」
「冒険者ギルドに行き、この手紙をエリーという名前の受付嬢、または、ギ
ルドマスターに渡せば、簡単に冒険者になることができ、ギルドがお前たち
を少しだがサポートしてくれるだろう。」
「あんたはいったい…」
「俺の名前は「フェイズ!」…五月蠅いのが来た。」
セリア達が押しかけてきた。いったいどうしたというのだろうか?
「あ、あなたの名前はフェイズって本当なの?」
「本当だ。あ、ちなみに言っておくが、もし俺の本名をばらしたら、殺すか
らな。」
殺気をぶつけながら言うと、セリアは高速で頷き、家の中から出て行った。
俺は少年少女たちにも同じように口止めをした。
「さて、お前たちは冒険者ギルドに行き、エリーかギルマスにその手紙を渡
した後、ここに戻ってくること、いいな?」
「「「は、はい!」」」
少年少女たちが出て行ってくれたので、俺は奥の工房に戻り、薬の調合を始
めることにする。




