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外伝・出逢い(三の2)


 司を除く5人はさすがに疲れ、夕食もいつになく沢山食べると早目に部屋へ引き上げて行く。

いつになくおとなしく、食も進まない司に、誰も気にも留めずにいた。

ただ部屋へ戻る途中、晃一に言われた言葉に少し不安になったが、これも、これから司と付き合って行く為の洗練だと思い、秀也は司の後に続くと鍵を掛けた。

『ちょっと驚くかもしれないけど、あいつの事を女だと思って意識したら、世の中がひっくり返るから気にするな』

そう言われていた。

確かに、スカート姿の司を見た時は一瞬ドキッとためらったが、司は司なのだ。

あの後、何回か会ってはいるものの、別に気にする事もなかった。


 ・・・、が。


バスルームから出て来て、いきなりバスローブを脱ぎ捨てた時には、さすがに絶句してしまった。

下着一枚身に付けず、そのままベッドにあったスウェットに平然と着替えていた。

「何? どうかした? ・・・、ビール、こぼれてるよ」

ハッとなり、慌てて傾いた缶を戻すと、目をらせたが、再び司に釘付けになってしまう。そして、自分の心臓がドキドキしているのが分かる。

が、次の瞬間怒鳴りつけていた。

「司っ、お前、女ならもっと女らしくしろっ。何の関係もない男の前でいきなり脱ぐなよっ、ばかっ!!」

トレーナーから首を出すと、驚いたように秀也を見つめた。

一瞬、息を呑んだが、気を取り直すと、

「何、意識してんだよ。そんなんじゃ、オレ達とは付き合えないぜ。お前、何バカな事言ってんの?」

と、冷めた口調で言い返した。

「そういう問題じゃないだろっ。お前は女で、俺は男なんだっ。これは変えようのない事実だろっ、もっと自覚しろよっ。司は男じゃなくて、女だろっ!!」

何をそんなに自分でも熱くなっているのか秀也には分からない。が、気持ちとは裏腹に、口から出る言葉は自分でも思いもしなかった事ばかりだった。

突然、司はバスローブを投げ付けると

「兄ちゃんみたいな事言うなっっ!!」

と叫んで、コートを引っ掴んで部屋を飛び出して行った。

 秀也は急に静かになった部屋の中で、投げ付けられたバスローブを拾うと椅子に掛け、ソファに腰を下ろすと天井を仰ぎ見て溜息をついた。

「何で、あんな事言ったんだろう・・・」

晃一の言いたかった事はこれだったのかと、思い直したが既に遅い。

もしかしたら司には言ってはいけなかった事だったのかと、後悔ばかりが先に立つ。

 女の裸を見るのは何もこれが初めてではない。しかし、秀也には余りにも眩しすぎた。

司の事を女だと意識して付き合った訳ではない。最初に逢った時も、別に男だとか女だとか意識した事はほんの一寸足りともなかった。

 司は司だった。

ふとカーテンをめくると、外は雪が降っている。

 -寒そうだな・・・

が次の瞬間、ハッとなってコートとマフラーを身に付けると、急いで部屋を後にした。


 何も考えずに外に飛び出して来たが、外は一面真っ白で、しんしんと雪が降り続いている。

少し歩いただけで足の指先が凍りつきそうだった。靴下を穿かなかったのは失敗だった。

ダッフルコートのフードを被り、両手をポケットに突っ込んで歩き続けたが、これ以上歩けなくなると、街路樹のレンガの上に腰掛けた。

 一瞬身震いすると、秀也の言葉が耳鳴りのようにこだまする。

思わず両手で耳を塞いだ。

『司は男じゃない。男として育てられても女なんだ。全てをRの思うがままにさせるな。 女は男に愛されてこそ、その幸せを感じるんだ。意地を張らずに全てを俺に任せてみろ。・・・・ずっと傍にいるよ』

そう亮に抱き締められた。


「司っ」

遠くで亮の声が聴こえた気がして、ハッと顔を上げると、フードを取って辺りを見渡すが、どこにも亮の姿は見えない。

そのまま見上げると、冷たい雪の口付けを顔中に受けた。

このままこうしていれば、いつか本当に亮の口付けを受けるかもしれない。

今の司に亮の事を触れる事は、作りかけのシャンパングラスのタワーのように、その一つにでも触れれば、そこから音を立てて全てが砕け散ってしまう程、もろいものになっていた。

 既にその内の一つが壊れかけていた。

「司っ、こんなとこに居たのか!? そんな格好で・・・、凍え死ぬぞっ」

睫毛まつげにかかった雪の結晶に霞んで、亮が自分を見下ろしている。

一瞬、瞬きをし、もう一度目を開けた時には亮の姿はなく、代わりに秀也が立っていた。

「さっきはごめん。言い過ぎたよ、お前の事は承知の上だったのにな。これじゃ、メンバー失格になっちゃうよな。 ・・・、とにかく戻ろう、風邪ひくよ」

秀也に言われるままに手を引かれながら立ち上がると、体に積もった雪が落ちる。

「冷たい手だな」

秀也は言いながら、首に掛けたマフラーを外して司の首に巻きつけると、手を引っ張って歩き出した。

一歩踏み出す度に凍え掛けた指先が痛い。

「・・・、兄ちゃん・・・」

秀也の温かく大きな手を感じると、思わず呟いていた。

 裸のまま外に放り出されたように全身が寒さで震えた。が、口から漏れる息は徐々に熱くなって行く。

秀也に手を引かれなければ、到底自分一人では歩けなかっただろう。

歩いた距離にして数百メートルだっただろうか、しかし、何十キロも歩いたような気がしていた。


 ホテルのロビーに入ると一気に暖かさに包まれる。

「司」

ロビーでは紀伊也が待っていた。

秀也は誰にも言わずにいたので少し驚いたが、そこに居てくれた事に安心すると、「先に行ってる」と司を紀伊也に預けた。

「大丈夫か? ・・・、少し、乱れてたから」

「ああ、心配ない。 ・・・? 痛むのか?」

司の肩に積もった雪を払い落とそうとして、右肩をかばった。

「・・・、少し」

司をかばって受けた傷もえたとはいえ、まだ半年だ。

雅の腕は大したものだったが、急に冷やされ、一日中スキーをして酷使したのだ。

傷口が引っ張られるように痛み出していた。

「オレのせいだ。今、楽にしてやる」

コートを脱いで雪を払い落とすと、ソファへ紀伊也を座らせ、自分は左側に座って右腕を紀伊也の肩に廻し、その右手で紀伊也の右肩を包むように触れた。

しばらく目を閉じて気を送っていた。

 -これがタランチュラの治癒力なのか。

冷たく恐ろしい気とは全く逆の、こんなにも温かい気をも持っている事に驚かされた。

「あと一時間もすればぐっすり眠れるぞ。朝までは目が覚めないだろう。明日になれば完全に治ってる」

目を開けて言うと、右手を外した。

「ありがとう、さすがだな。・・・司、大丈夫? 少し息が熱いみたいだけど」

「オレももう寝るよ。心配するな」

苦笑しながら立ち上がると部屋へ戻りかけ、紀伊也と別れる前に、ふと立ち止まった。

「ん?」

ドアのノブに手を掛けながら紀伊也が振り向いた。

「紀伊也、旅行に行ける友達が出来て良かったな」

何を言われたのかと思った紀伊也だったが、フッと微笑むと「ああ」と一言だけ返事をし、司が中へ消えるまで見送った。

 部屋へ入ると既に竜一は眠っていた。

「友達、か・・・」

司同様、紀伊也も友達と呼べる者が周りにはいなかった。

えて作ろうとしなかったのは、わずらわしかったせいもある。それに、指令を実行する上でも邪魔だと思っていた。

それが、司と亮に誘われてバンドを組んでからは、何かが自分の中で変わりつつあった。

それをどう受け入れていいのかよく分からずにいた。

竜一の隣のベッドに入り、灯りを消すと、何も考えずに目を閉じた。


 司が部屋へ入るのと同時に、ホテルの従業員が奥から出て来て、司と目が合うと軽くお辞儀をして外へ出て行った。

「あ、ちょうど来たよ。熱いうちに飲んで体温めないと」

秀也が手招きしている。

近寄ると、テーブルの上に二つ、湯気の立っているカップがあった。

その一つを秀也は両手に取ると、ふうっと息を吹きつけ、カップを口に運んだ。

「司も飲めよ」

黙って秀也の向かい側に腰掛けると、同じように両手でカップを持ち、手を温めると、せっかくの熱いミルクが一気に冷やされていくようだ。

口に含むとふんわりと甘い。喉から胃に入って行くと、体の芯から温まって来そうだ。

「秀也は、優しいんだな」

部屋の灯りのせいだろうか、そこだけが妙に優しく温かい光に包まれているような気がして思わず微笑むと、黙ってホットミルクを飲んだ。

「もう一度シャワー浴びて、体温めてくれば?」

秀也の気遣いに目を細めたが、首を横に振った。

「ありがとう。でも、もう寝るよ」

コートを脱いでソファへ投げると、フリースのパーカーを着てベッドに入った。

「さっきの事、気にしてる? 怒ってるならホントごめん」

「いや、気にしてない。・・・よく、言われてたから」

それだけ応えると布団を被った。


 あの時、雪の中であのまま発作が起きるかと思った。

亮の死後、亮の名が出て来ただけでも息苦しくなっていた。そして、思い出せば思い出す程に切なく苦しくなり、気が付くといつも病院のベッドの上にいた。

余りの寒さに、発作を起こす前に心臓が凍ってしまったのではないだろうか、そう疑わざるを得ないくらい、発作が起きなかったのが不思議だった。

熱い息が漏れる中、いつの間にか眠っていた。

 どれ程経っただろうか。息苦しくて目が覚めた。

いつから熱が上がっていたのだろうか。頭と体に鉛を押し付けられているかのように重く、全体がぼおっとする。

 はぁ、はぁ・・、漏れる息は異常なまでに熱い。

 兄ちゃん・・・、寒くて・・・、苦しいよ・・・っ・・・。

かすんでいく視界に、亮が微笑むように見ている。


 翌朝、ぐっすりと深い眠りから覚めた秀也は司を起こそうとして、頭まですっぽりと布団を被り、体が波打っているのを見ると、思わず苦笑してそのままそっとしておく事にした。

朝食に下りると、既に4人は来ていた。

「おっはよ。昨夜《ゆうべ』はよく眠れたかね、秀也くん」

晃一がニヤけながら訊いてくる。隣ではナオが含み笑いをしている。

「え?ああ、お陰様で。・・・・、何?」

トーストにバターを塗りながら、皆の視線に気が付いて手を止めた。

「大丈夫だったの?」

「何が?」

「お前」

「は?」

晃一の訳の分からない質問に再び手を動かすと、ハムとスクランブルエッグを乗せてトーストをかじった。

「司に襲われなかった?」

 ゲホっ・・・。

思わずむせたが、辛うじて口の中から飛び出さずに済んだ。

「あのなぁ・・・」

「だって、脱いだんだろ?」

身を乗り出して訊いてくる。

思わず目を宙に泳がせた。

「やっぱりな・・・。あのバカ、どうしようもねぇな。ま、一度は通る関門だ」

呆れて晃一は溜息をついたが、次の瞬間覗き込むように秀也を見る。

「お前、平気だった? 俺なんか、触らせてくれって、頼んだら、殴り飛ばされて全治一週間だったんだぜ」

「・・・」

誰もが呆れて溜息をつくと、朝食の続きをする。

「そういや、司は? ・・・!? もしかして秀也、お前、犯っちゃったの? それで恥ずかしくて来れないとか」

一瞬、皆の手が止まったが、秀也は冷たい視線を晃一に投げ付け、

「寝てるよ。相当お前のいびきがうるさかったんだな、可哀相に」

と、一瞥いちべつして再び手を動かした。

 朝食を済ませた秀也は、勝手について来る晃一にうんざりしながらも部屋へ戻ると、まだ眠っている司の傍に寄って、その肩を揺すった。

「司、起きろ。朝だぞ」

しかし、何の反応もない。

そっと布団をめくってみると、目を閉じている。

「つっかさ、くーんっ」

ベッドの上に晃一がまたがって司の顔を覗き込んだ。

「ばか、よせっ」

思わず同情した秀也は、晃一を突き飛ばそうとしたが、瞬間二人は顔を見合わせると、マジマジ司の顔を覗き込み、秀也がそっと額に手を当てた。

「アツっ」

思わずその手を引っ込め、再び確認するかのように手を当てた。

 はぁはぁと漏れる息はとても苦しそうだ。一目見て、尋常でない事が分かる。

「すごい熱だよ。気が付かなかった・・・。ちょっ、司、大丈夫か!?」

「俺、紀伊也呼んで来る」

晃一は慌ててベッドから飛び降り部屋を出て行くと、すぐに皆が集った。

「すっげぇな、こんな熱、初めて見たよ・・・、紀伊也、どうだって?」

司の額に手を当てたナオは驚きを隠しきれず、何処かへ電話をしていた紀伊也に聞いた。

「今日は日曜だから外来はどこも閉まってるらしい。解熱剤で何とか抑えるしかないな。持って来てもらうよう頼んだよ」

「救急車とか呼んだ方がいいんじゃない?」

「・・・いや、大事おおごとにはしたくない」

司の事を考えれば、後で面倒な事になるのは目に見えていた紀伊也は首を横に振った。

メンバーの中でも、司の事をよく知る紀伊也が言うのであれば仕方がない。

「いいよ、みんなは行って来ても。ここに全員が残っても仕方ないだろ。俺が残ってるから行って来いよ。せっかく来たんだから」

そう紀伊也言われ、申し訳ないと思いつつも、4人はゲレンデにいた。

「まぁ、元々あいつ等はスキーが目的で来た訳じゃねぇしな。とりあえず今は気にせずやりますか」

あっけらかんとした晃一に苦笑したが、胸につかえていたものが吹き飛んだかのように皆、各々思い思いのシュプールを描いて行く。

 しかし、その中で一人秀也は心底楽しめていなかった。

雪しぶきが上がる度に、昨夜、雪の中へ飛び出させたのは自分の無神経な言葉だったのだと後悔していた。

「秀也、どうかした? 司の事、気になんのか?」

カップから上がる湯気をじっと見つめる秀也に晃一が訊いた。

「あ、ああ。俺のせいだからな」

「え?」

顔を上げると、昨夜、自分が思わず司に対して怒鳴った事に対し、そのまま外へ飛び出して行った事を話した。

「兄ちゃんみたいな事言うな、か・・・」

三人は黙り込んでしまった。

司と亮がどれだけ仲の良い兄妹だったかはよく知っている。

今だに立ち直れないのもよく解ってはいた。だから決して亮の名は口にしなかったし、触れようともしなかった。

それを知らずに誰かが亮の名を口にしたり、司が思い出すような事をすれば、必ず発作を起こして入院してしまっていたのだ。

それまで司の心臓に持病がある事など知らなかった。司も言わない事から、誰もその事について触れようとはしなかった。

「秀也は? 亮さんの事、知ってる?」

「いや、会った事もないよ。噂だけは聞いた事あるけど、どんな人なの?」

「 ・・・、いい人だったな。すっげぇ優しい人だったよ。何かと気ィ遣ってくれてさ。特に司には・・・、とにかく可愛がってたよ。目の中に入れても痛くない、みたいな」

思い出したように懐かしさを込めて言うと、他の二人も頷いた。

ライブには必ず来ていた。

二人の話す姿が忘れられない。いつも何かに警戒して隙を見せず、誰をも寄せ付けない司が、亮の前だけではそのすべを忘れていた。

とても安心しきった甘えた表情をしていた。

誰もが羨む仲の良い兄妹だった。

「そんなに仲が良かったんだ」

「発作、起こさなかった?」

すかさず聞くナオに首を傾げた。

「発作?」

「うん、・・・心臓発作」

「心臓発作? ・・・別に、何も・・・って、司って心臓弱いの!?」

思わずカップをドンとテーブルに置くと、中のコーヒーがこぼれた。

三人とも無言だった。

「早く言えよっ。もしそうなら、こんなとこ連れて来やしないっ。最初から誘わなかったよっ」

秀也は怒鳴っていた。

 全ての元凶は自分じゃないか。そう責めずにはいられない。

司が返事を渋った時点で、気付いてやるべきだった。しかし今更である。

とにかくもうこれ以上自分としては、ゲレンデにいる事はできなかった。

何も出来なくてもとにかく傍にいてあげたかった。

「俺、司んとこ戻る」

そう言うと、立ち上がって皆の前から立ち去った。


 その日の夕方には、40度以上あった熱も、何とか38度までに下がっていた。

殆ど意識のない一日を過ごしたが、時折亮の幻でも見たのだろうか、うわ言のように亮の名を呼んでいたが、それは秀也が顔を覗き込んだ時ばかりだった。

深夜には何とか安定した呼吸で眠ってはいたが、それ以上熱の下がる気配を見せない。翌夕刻には帰国しなければならない。秀也は殆ど寝ずに司を見守り続けた。

「秀也、ごめん・・・」

朝方、うとうとしかかった頃に、司が目を覚ました。

熱にうなされながら、秀也に亮を重ねていた事は解ってはいた。

一番最初、秀也を見た時から傍に居て欲しいと思っていた。

亮と秀也のかもし出す雰囲気が、余りにも似ていたからだ。

今まで、辛くて苦しい時に傍にいてくれたのは、必ず亮だった。

秀也に亮を重ねても、亮が帰って来ないとは解っていても、重ねずにはいられなかった。

「大丈夫か? 司、ごめんな、お前の事何も知らなくて。知ってたら連れて来なかった」

「・・・」

「心臓、弱いなんて知らなかったから、ホントにごめん」

黙って首を横に振ると、思わず左胸に手を当てた。

 そう言えば、あの時発作が起きなかった。苦しくなりかけたところで、秀也の温かい手が、自分を包んで引っ張って行ってくれた。

ふわっと体が軽くなるような、あんな感覚は生まれて初めて味わう感覚だった。

秀也の手が額に乗った時、ドキッとした。

「少し下がったか。出発まで半日はある。それまでもう少し寝てろ。俺もここに居るから」

その言葉に安心すると目を閉じていた。



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