ワガママ
大安売りの価値観や
借りてきた満足感
作りものの感受性
僕たちを作り上げてきた
モロモロの要素
そんなものすべて
かなぐり捨てる
もう怯えるのはいやなんだ
誰かの顔色や見えない空気
ふりまわされたくない
自分以外のなにものにも
卑屈で弱くて惨めでも
それが僕の色
規格外でもいびつでも
それが僕のかたち
ひとりぼっちなんて大したことない
知ってるだろう
それよりもっと怖いもの
それは僕の魂を灰色に染め
豊かなはずの人生を食い荒らす
だからもう迷わない
今度こそ僕は
僕自身を取り戻す
そしてちゃんと
イジワルでワガママな人間になるんだ