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665―ハーツ―  作者: 桃姫
炎の星――Dazzling flame wraps up the sky and lights up the world――
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4話:燃え上がる炎

 そうして、プロローグに至る。

 しかし、シリウスの右手には、神々しい桜色の炎が燃えていた。どうやら、本人を燃やすことはないらしく、燈っているだけのようだ。

「マイマスター、ご無事でしたか?」

「あっ、ああ。助かったよ」

 尻尾をシュンと下げながら申し訳なさそうに答える少女。

「奴等の使い魔も大分力を上げてきた様で……。でも、マスターが見つかったので、本当によかったです!」

 奴等?使い魔?

「そういや、どうやったら戻れるんだ?」

 俺の言葉にシリウスは、にこりと笑う。

「もうじき戻れると思います。マイマスター」

 その言葉の通り、躑躅色だった世界が、明るくなり始め、元の夕暮れに戻る。

「それでは向かいましょうか」

「向かうってどこへ?」

 シリウスは、笑いながら言う。

「私たちの秘密のアジトです」

 アジト?私たちの?

「お前以外にもさっきみたいな炎を出せる奴等がいんのか?」

「いえ、炎をメインで司るのは私だけですので……。ですが、他にも様々な方がいらっしゃいますよ。マスターのお眼鏡に適うとおもいます」

 お眼鏡に適う?どう言うことだ?

「というか、お前自体は、一体なんなの?」

「わ、私ですか?

 シリウス。シリウス・アイデン・ハーツと申します。まあ、それも通称のようなものなのですが……」

 シリウス・アイデン・ハーツ、か。

「マスター。マスターの名前を伺ってもよろしいでしょうか」

 そういえば、名乗ってなかったか?

「俺は、篠宮風希」

「フウキ様、ですね?」

 様付けは恥ずかしいからやめて欲しいのだが……。

「それでは、フウキ様、こちらへ」

 シリウスの後を着いていく。

 目の前の建物は、随分と前に潰れた工場だ。この廃工場がアジト……?


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