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Flash back from the another planet 他の星から 神戸の物語 伏龍餘波 HELL ROSE  作者: 是田好


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神戸の物語 伏龍餘波 HELL ROSE ⑨

⑨玄徳が目覚めた時 おいっす 何だ地獄の三丁目かと 閻魔大王様とやっとお会いできたかと思ったら 悪かったな オレ様で でも 此処は4丁目かも知れないぜ ひょっとして 玄徳はニヤリと笑おうとしてあまり笑えず 今日は 4日目だ もう少し寝てたら オレ様が下剋上を果たせたのに 残念だ ソレは案外ホントになってたかもな 手配は 万事OKだ 上京は 伏龍は首を振った イクナイ お前も見ただろうが 屏風が吹っ飛んだ 敵は 北の海 蒼海からミサイルを撃ち込んだ モロに屏風を的にしたらしいな 直ちに蒼海の保安隊に追跡させたが 敵船の速いこと早いこと あっという間に引き離された ソレでもレーダー追跡で羅津方面に逃げた事だけは分かった ダッタンか 多分な ソレにしても保安隊の装備向上が 他ならぬ ハチクマのおっちゃんに邪魔されて遅れに遅れた事が悔やまれる 皮肉な事だがな でなけりゃ 拿捕出来ただろうに でもまあ 屏風は吹っ飛んだが 上京の外れ羅城門らいせいもん付近に被害が留まったのが 不幸中の幸いだった 上京のざっと三分の一か ハチクマの息子斑鳩いかるがは 残念ながら だろうな モロに爆心地だ ラウンドゼロだからな ハチクマのおっちゃんとは 連絡取れたか 確か式典には参加せず 東都に下向してたと思ったが あぁ だが大至急駆けつけて 今 上京で陣頭指揮を取っているよ オレは任せっきりで あまり指図しないようにしている ただ 逐一 報告を貰う様にはして貰っている まぁ アレもコレも 不足だらけだがな 石橋先生にもお出まし願っている 医師団は先生が仕切っているそうだ 成る程 後は ソレよか 筑摩で気になる話を聞いた 得体の知れない 生物だか機械だかが 出没したそうだ NAEが異常に興味を持っている 何故だかわかるか 玄徳は暫く 沈黙を守っていたが 俄にベッドの上で身を起こした 自分が知っている 奴かも知れない いや多分そうだ こうしては居られない 悪りぃ オレは筑摩のその物体の方へ 向かいたい 上京は まぁ ハチクマのおっちゃんに任せるとして 後の後方支援や その他全権をお前に預ける その物体だが どうやら 伊勢湾に向かったらしいぜ 今頃は海中だ 多分 なら 尚更 好都合だ 海上基地が近くにある そこから例の物体にアクセスしよう 自分は向こう暫く この物体に専念させて貰うぞ ソレもいいが いや お前さんの体力が持たんぞ 医師を土橋先生に付き添って貰おうか 土橋先生も上京の応援に回って貰おう 今医師が必要なのは自分よりも 上京だろう しかし 自分の身は自分がよく分かっている 多分この件に関わるのが 自分の最後の務め 使命なんだろうな 後を頼んだ 着替えもそぞろに 玄徳はドアの外へ姿を消した


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