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下駄箱に着き靴を履く
その時、天ノ鈴さんの靴箱から落ちるはずのないものが落ちた。3枚くらい
それは入学初日に入っているはずのないもの
「そんなの…」
思わず声が出た
だって入学初日にラブレターだよ?
こんなの自己紹介じゃん、私は面食いですよっていう。 っていうかこんなにいつ入れたのよ…今日2限しかなかったのに…
「わー早速だねー」
赤茶が言う
「?何でみんなそんなに平静なの?」
思わず聞いちゃう私
「絢ちゃんは、すっごくモテるの、昔から」
紺が言う 即席の技量 芸達者
「あたし達の通ってた中学校はね…この近くなんだ。だからなし崩し的に大体の生徒がこの学校に入学するんだよね…」
遠い目をする天ノ鈴さんがそこに居た。
「何なら、多分絢狙いでここに受験した生徒もまぁまぁ居るんじゃないかなぁー」
赤茶が言う
まぁ正直わからなくはない
この容姿に、この性格
今日、初めて合ったばかりだが、そんな短時間でも理解させられる。
この人あれだ 所謂"スパダリ"という生物だ
「正直困るんだよね…せっかく気持ちを伝えてくれて、それはすごくありがたい事なんだけど… だからこそ簡単に廃棄する訳にいかないんだよね…」
天ノ鈴さんや… 何処を見てらっしゃる…




