海に咲く話
ソラとルーは海を見ていた。
その海には何かが生えている。
それは多くの地面に咲くような花。
海に咲く花は多くある。
ソラは砂浜へと歩くと
花はただ咲いている。
「ルー。あれ何?花?」
「花だな」
「はじめてみた!何で海に花咲いてるの?」
空は明るく青空だ。雲一つない。
ソラは目を輝かせる。
「きれいー」
ソラはずっとそこにいた。
そこへ夜が訪れる合図のように空の色が変わる。
まずあかね色が少しずつ青を飲み込んでいく。
ソラは気づく。
「ルー」
咲いていた花が少しずつ枯れるようにしぼんでいく。
はらはらと花びらは落ちた。
夜が来るからなのか、花はざらざらと海の中と消えていく。
しかも全てだ。
ソラは何も言わない。
ルーはそれを見つめた。
ソラは不思議でたまらないからそこにいた。
そうすると、次は朝が来る。
朝が来ると空は明るくなる。
海から何かが多く飛び出す。
「わあ!」
飛び出した何か細長いものの、その頂上はふくらんだ部分がある。
朝日が昇ると同時に蕾のようなものができ、花が咲く。
「何あれ!」
花は咲く。
咲いた。
後ろの太陽に照らされる。
命が生まれた。
ソラはそれを見た。
それは、美しい想像のできない光景。
ソラは笑顔を作ると、その光景を忘れないために見つめ続ける。
「よし!忘れないぞ」
ソラは後ろを向くと歩いていく。
「きれいだったね!ルー」
「そうだな」
二つはまた進む。