表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の存在  作者: 進道勇気
204/215

機械治しの話

ソラとルーが歩いていくと機械がいる。

機械は人型をしているようだ。

その前に少女がいる。

頭にはピンクのカチューシャのような帽子。

服装はカッチリとした印象の白のコート姿。

彼女は黒髪に髪先部分が白色。

彼女は地面にカバンを置いていてそこからコードが伸びていて機械へつなげられている。


「最近は頭に頭痛ですか…えとえと!大丈夫ですか!?頭に頭痛って痛いじゃないですか!」


機械は答える。


「よくあることだからね」


「いえいえ、頭に頭痛は重傷です!我慢しては本当はいけないです!」


「そうなんだけどね。忘れっぽくもあって」


「記憶治療しますから!」


少女は頭にヘルメットをつけると機械の治療をしていく。

機械はいう。


「最近は忘れることが多くてね」


「なるほど。忘れると困っちゃいますよね。私もあるんです。えーと、何でしたっけ……えーと、あ!最近置き場所忘れて困りました」


「分かります。私も置き場所忘れたりあるんですが……機械治療のメグルさんが治してくれるので元気です」


「元気なのは良いことです!」


メグルは機械を治すと次へ向かう。

そこにソラがいた。

メグルは走る。

ソラも走って追いかけることにする。


「お姉さん!お忙しい所すみません!機械を治すんですか!?」


「え?うん!治します!機械治療者ですから!」


ソラは走る。


「私も見てていいですか!?」


「いいですよ!」


次にメグルの来た場所があるのは巨大な機械だ。

機械の元へ行くと挨拶をする。


「機械治療者のメグルです。治療に来ました」


メグルは膝をつくとカバンからつながるコードを機械の部分をつなぐ。


「安心してください………ここですね」


ソラは遠くから見つめる。


機械の不調であるのは壊れた計測器のような場所。

メグルは様々な形の道具がカバンだけなく、カッチリとしたコートの中にもあり治療していく。

機械が話しかけてくる。


「最近は他もよくなくてね。心がね」


「心ですか…。そうですよね。何十年も休まず動き続けそろそろ休みたくもなりますよね」


「けれど私が動かなくなると、困るらしいからね」


「はい!そうなんです!困るんです……私も治す方ですから」


「いっそ壊されたくもなりますよ……」


メグルはあわてる。


「え、ええ!」


「すみません。長く生きていると不安にもなり…」


「長生きは…………。長く生きるのはきつくなるんですね………」


「はい。長く生きていると、少し心がすり切れるのかもしれません」


メグルは何をいえばいいか分からない。


「ですが!治しますから!」


ソラは見つめる。

メグルは途中、機械の心臓部分へ近づくと自分の胸の辺りのフタを開ける。そこは心臓がある。

といっても硬く潰されない限りは動き続ける心臓。

そこから小さなハート型のものを引き抜くと機械の心臓へとはめる。


巨大な機械はいう。


「何だか心が軽くなりました。メグルさん。ありがとうございます」


「はい!また来ますね」


次へ向かうためにコードを片付けていく。

ソラの方を見ると手を振るメグル。

少しだけソラの方へ来る。


「私は行きますね」


「はい!あの………またどこかで…気をつけてくださいです」


「はい!ありがとうごさいます!またどこかで」


メグルは走り出した。

ソラは忙しい彼女へ手を振る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ