機械治しの話
ソラとルーが歩いていくと機械がいる。
機械は人型をしているようだ。
その前に少女がいる。
頭にはピンクのカチューシャのような帽子。
服装はカッチリとした印象の白のコート姿。
彼女は黒髪に髪先部分が白色。
彼女は地面にカバンを置いていてそこからコードが伸びていて機械へつなげられている。
「最近は頭に頭痛ですか…えとえと!大丈夫ですか!?頭に頭痛って痛いじゃないですか!」
機械は答える。
「よくあることだからね」
「いえいえ、頭に頭痛は重傷です!我慢しては本当はいけないです!」
「そうなんだけどね。忘れっぽくもあって」
「記憶治療しますから!」
少女は頭にヘルメットをつけると機械の治療をしていく。
機械はいう。
「最近は忘れることが多くてね」
「なるほど。忘れると困っちゃいますよね。私もあるんです。えーと、何でしたっけ……えーと、あ!最近置き場所忘れて困りました」
「分かります。私も置き場所忘れたりあるんですが……機械治療のメグルさんが治してくれるので元気です」
「元気なのは良いことです!」
メグルは機械を治すと次へ向かう。
そこにソラがいた。
メグルは走る。
ソラも走って追いかけることにする。
「お姉さん!お忙しい所すみません!機械を治すんですか!?」
「え?うん!治します!機械治療者ですから!」
ソラは走る。
「私も見てていいですか!?」
「いいですよ!」
次にメグルの来た場所があるのは巨大な機械だ。
機械の元へ行くと挨拶をする。
「機械治療者のメグルです。治療に来ました」
メグルは膝をつくとカバンからつながるコードを機械の部分をつなぐ。
「安心してください………ここですね」
ソラは遠くから見つめる。
機械の不調であるのは壊れた計測器のような場所。
メグルは様々な形の道具がカバンだけなく、カッチリとしたコートの中にもあり治療していく。
機械が話しかけてくる。
「最近は他もよくなくてね。心がね」
「心ですか…。そうですよね。何十年も休まず動き続けそろそろ休みたくもなりますよね」
「けれど私が動かなくなると、困るらしいからね」
「はい!そうなんです!困るんです……私も治す方ですから」
「いっそ壊されたくもなりますよ……」
メグルはあわてる。
「え、ええ!」
「すみません。長く生きていると不安にもなり…」
「長生きは…………。長く生きるのはきつくなるんですね………」
「はい。長く生きていると、少し心がすり切れるのかもしれません」
メグルは何をいえばいいか分からない。
「ですが!治しますから!」
ソラは見つめる。
メグルは途中、機械の心臓部分へ近づくと自分の胸の辺りのフタを開ける。そこは心臓がある。
といっても硬く潰されない限りは動き続ける心臓。
そこから小さなハート型のものを引き抜くと機械の心臓へとはめる。
巨大な機械はいう。
「何だか心が軽くなりました。メグルさん。ありがとうございます」
「はい!また来ますね」
次へ向かうためにコードを片付けていく。
ソラの方を見ると手を振るメグル。
少しだけソラの方へ来る。
「私は行きますね」
「はい!あの………またどこかで…気をつけてくださいです」
「はい!ありがとうごさいます!またどこかで」
メグルは走り出した。
ソラは忙しい彼女へ手を振る。




