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空の存在  作者: 進道勇気
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学園のマリエの話

ソラは草原の道にいると、前に出会った人と出会う。

紫の髪。白銀の学生服にローブ姿をしている。

巻物系の髪飾りをしている。

その隣には蛇がある。

彼女はマリエ。


「では。メイム。あなたはどの道を選びますか?」


「マリエ。自分で選べってば」


「自分で選べないです。メイムが決めてほしいです」


「え。やだ。マリエが決めて前も私選んで怒ったよ」


「怒ったのではないです。そちらへ行ったらモンスターがいたのです。驚きました」


「ほら!怒った」


「怒ってないですー。私は道を選べないだけですー」


「自分で選べって」


彼女は歩いてくと、止まる。

そして走りだす。


「前の子ですー!」


メイムは急に走りだす彼女に驚く。


「自分で動いた!?あのマリエが!?」


ソラは驚く。


「あ、あの」


「私はマリエです。こちらメイム。あなたは?」


「ソラです…」


「こっちは?」


ルーの方を見る。


「ルーです!」


「ソラとルーですかー」


草原で彼女はソラの頭を撫でる。

前と反応が違う。

ルーはメイムを見る。


「メイム」


「ルーだ。消えなかったんだ」


「主と出会ってな」


「こっちも少し急いだんだ。ちょーっと危ない子と一緒になった」


「危ない?」


「ほら」


マリエはソラの頭を撫でていて、手が地面に落とした。

炎の入る泡を出現させて地面がへこんだ。

ソラは目を開く。


「あ、すみません。なぜかこういうことになるんですよね」


メイムが叱る。


「何してるの!?マリエ!」


「すみません」


ソラは固まる。

ルーは前に出る。


「近づくな」


マリエは近付こうとする。


「頭を撫でたいです」


ルーは退かない。


「安全が確認されるまで近づくな」


「えー。そんなです」


メイムもいう。


「近付くなね。マリエ」


「えー。はーい」


マリエは懐から音がすると残念そうにする。


「うー。メイム行かないとですか?ソラとルーと話したいです」


メイムがいう。


「行くよ」


「分かりました」


マリエはソラへと笑顔を見せる。


「またね。ソラとルー」


「ビックリしましたがまたどこかでです」


「はい。」


ルーへこっそりとメイムはいう。


「でもね。マリエ強いから私戦うときないよ」


「なるほど。こちらもだ」


四名は別れるとそれぞれどこかへ向かう。


マリエはニコリとする。


「にしてもルーかわいいですね」


メイムはいう。


「あれ私は?」


「かわいくはありますが、ルーもいいですね」


「…………もう私いるから契約出来ないからね?」


「え、でも私なら二体いけるのでは」


「ソラがいるからだめ」


「残念ですね。もう少し話したいのですが行かないとですか?」


「行かないとに決まってるよ!?」



ソラとルーは行く。


「ルー。マリエさんとまた出会ったね」


「出会ったから繋がりが出来たようだな」


「つながりかー」


「あの者は注意だな」


「え!?ビックリしたけど…」


「あの者は性格的に注意だ」


「性格なの!?」


「丁寧だが警戒すべきだ」


「な、なるほど………なのかな?」


ルーは相当に警戒しているように感じる。

性格的に何かしらあると思ったからかもしれない。

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