表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の存在  作者: 進道勇気
19/215

似てる話

「お前、名前は?」


ソラの前に七つ団子の姿の生物が来る。

七つ団子の生物はふよふよとしていて、ルーと顔が近い。

ルーは答える。


「ルーだ」


ソラも答える。(聞かれてないが)


「私はソラです!」


「正直、浮いてるとかどうよ?」


「え?と」


ソラは困る。


七つ団子の生物はいう。


「空飛べるってどうなのよ?」


ルーに話しかけてるようだ。

ルーが答える。


「空を飛んで何が悪い?」


「ずるいだろ!それ!何でもありすぎだろ!」


「…………………いや、そっちも浮いているだろう?」


七つ団子はなぜか怒っている。


「俺と似ている!俺はかわいく、お前もかわいい!そして、浮いている!」


「…………………あ?」


ルーは声がひりっとする。

七つ団子はふよふよする。


「俺はかわいい。お前もかわいい。俺と同じなのが気にいらない!」


「………………………我は自分をかわいいと思ってないが」


ソラは真ん中へ飛び込む。


「どっちもかわいいですよ!」


七つ団子はにこおとする。


「おー。わかってるね~俺はかわいいよな」


「はい!かわいいです!」


七つ団子は満足する。


「楽しかったぜ!ソラにルー!はっはー!俺はかわいいぜ!じゃあな~」


ソラとルーは残される。

何だったのか。


「ルーかわいいよ!」


「…そうか」


「かわいいっていわれてよかったね!」 


「…………………怒ってたが?」


「そうだね!でもルーのことかわいいって…ルーのかわいさは私だけが知ってるのに……」


ソラはなんか悔しげにしてる。


「ルーのかわいさは私だけが知ってればいいの!」


「…………そうか」


ルーは素っ気ない。


ソラとルーは進む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ