表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の存在  作者: 進道勇気
186/215

性格を変える話

39時間以内に俺は、性格を変えないといけない。

俺は、性格を変えないといけない。

39時間以内に自分のこの性格を変えられるわけないだろ………無理無理


俺は、遠くに門がある場所にいた。

俺へこの場所の説明をしてくれた青年の方へと行く。


「あの、俺………性格変えられ……」


青年は俺を静かに見つめてくる。

何か怖い。


「ひいいいい!だって、この気弱さを39時間でしっかり者になんてなれるか!?」


「なれます。ふりでいいんです。とにかく性格を反対にしてください。あちらをご覧ください」


青年はどこかへ手の平を向ける。

そこには小さな少女がいる。


「ふ、私は性格が悪いです……ではなく、ではなく、ではな、悪い、ぞ!」


小さな少女はどう考えても無理してる。

大丈夫かあの子。

青年はいう。


「練習してます」


「いやいやいや!俺あんな風になれな………」


小さな少女は、俺たちの遠くにある門を通ろうとする。

が、何だか動けてない。

あれ?


青年は声をかけにいく。


「もう少し偉そうにするといいですね」


「は、はい!あ、あ、あ、お、おう!」


俺は、あの子を見つめる。

小さな少女は俺へ手を振る。

俺も振る。


「おにいさ…………あ、え、と、おにいさじゃなくて、えと、」


ルーが声をかける。


「おぬし。ここは………お前といわないといけない」


少女ソラは嫌そうにする。


「い、嫌だよ!あ、嫌だぜ!?」


俺は、いう。


「あ、何でもいいぞ」


「はい!あ、あ、お、おう!」


門がある。

そこを通るには自分とは違う者になる必要がある。

そこで39時間以内に自分の性格を変えて通らないと元の場所へ戻れない。


「ぐ、う!」


俺は、前を向くとしっかりと堂々と歩きだす。


「俺は、気弱じゃないぞ!こんな場所とおれるぞ!!!」


と、歩いて行く。

門へ入れた。

少女より先に出ることになる。



「あ………お、お前も性格反対にしてちゃんと出れよ!俺は、しっかりしてて、気弱じゃないからな!ちゃんと堂々と前向けるからな!」


ソラは答える。


「は……はい!じゃなくて!おう!私も行くぞ!」


俺は、門を出る。

元の場所に出れた。

俺は、はーっと息を吐く。


「39時間以内に出れたな」

 

あの子も出れると、いや、出れると思う。

俺は、帰ることにする。

はあ

あの子も自分のいた所に帰れることを願う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ