表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の存在  作者: 進道勇気
166/215

飛ばしている話

ソラとルーは、歩いていると。

荒野に緑の帽子をかぶる緑の小さな生物がたくさんいる。

生物たちは、四角形や、リボンの形、お人形の形のものを空へと飛ばしている。


ソラはワクワクする。


「ルー!あれ何?」


隣にいたルーはいう。


「あれは……タコみたいなものだろうか」


「タコ?タコさん?」


「空に飛ばす方だな…」


と、お人形の形をしたものは、他の飛んでいるものをけちらし、他のものを落としていく。

ソラは「ええ!」となる。


「ルー!落としてるよ!」


「場所によっては、他を落とす場所もあるらしい」


「そうなんだ……あ、落ちてく……………」


ソラは、むうとなる。


「みんな楽しんで飛んでたのに」


ルーは静かにいう。


「そういう風習での場所なのかもしれないな」


「んー。みんなで飛んでる方がいい……」


「おぬしはそう思うんだな」


「うん!」


そこへ緑の帽子かぶる生物はソラへ、雲の形したものを渡してくる。


「いいんですか?」


緑の帽子の生物はコクコクとうなずく。

ソラはうれしそうに飛ばす。


「わーい。ありがとです!わ、と、落ちた」


ソラはポカンとする。

ソラは上手く飛ばない。

泣きそうな目になる。

ルーは、渡される。


「ルー………と、飛ばないよ…悔しいけど…ルーがやって……!」


ルーは糸部分を持つと、空へと飛ぶ。


「ルーとんだ!」


ルーは上を見る。


「飛んだな」


緑の帽子の生物はルーへと近づき、ひそひそという。


「ん?もう合戦系は終わったから自由に飛ばせばいい?そうか。わかった」


ソラは、うむむとする。


「ぐうう、ルーは飛ばせて」


ルーはソラの方へ行く。


「共に持てばいいのではないか?」


「なるほど。そうする!」


ソラとルーの雲の形したものは空に飛んでいた。


緑の帽子の生物たちも様々なものを飛ばしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ