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空の存在  作者: 進道勇気
144/215

計算の話

例えばの計算…?


1+1……………「」


2-9---7294396-/856/963-390--「」


12937/5+7“”


計算をしようとするソラがいる。

その前に少女がいる。

荒野に机があり、椅子がある。

椅子に座り、お互いに向き合っている。

彼女は、丸メガネをつけていて、多くの計算を

作っていく。

計算をして、


計算というよりは


えーと……………文章問題のような計算。

見たことのない計算方法でしていき、頭を抱える。

彼女は机に向かい、計算を作り、そこから問題の答えを導く。


上の問題の答えは?

  


=前を向くための自分のための準備方法。




答えはない。


いや、何でもいい。


それをどう自分で想像して、作り出し、導くかが一番の計算の答え。


ソラは、少女の前にいて答えの計算の答えはよくわからないが、そうなると説明される。


少女は、説明しつつ、いう。


「計算を無理やりにさせてすみません。それがこの場所の決まりなんです」


少女は自分の胸元に手を置く。


「ここの計算は答えを最後まで考え尽くすことが一つです。あなたの思う答えをどうぞ」


ソラは、自分なりの答えを答えていく。


1+1……………「」


=「一歩進むことです!」


2-9---7294396-/856/963-390--「」


=「………んと、んーと笑うこと??です!」


12937/5+7“”


=「…………えと………」


ソラは、思いつかない。


少女は、ソラを静かに見つめて待つ。


ソラは、声を出す。


「私たちは、みんな弱くないです!絶対に絶対に強くなれます!」


少女は、ソラの言葉を全て机の紙に刻む。

少女は、ソラの目を見ていう。


「あなたは明るいですね。そして、前を向く。ここでの計算は、答えを考え、とにかく導き出すこと。あなたは導いた。だから、いってらっしゃい」


ソラは少女の姿へ手を伸ばす。

彼女は、消えていく。


ソラは一人そこにいて残る。


「…………前を向く…。ルー!前を向こう!」


ルーはソラの隣にいる。

ルーは静かに頷き、二人は進み出す。

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