計算の話
例えばの計算…?
1+1……………「」
2-9---7294396-/856/963-390--「」
12937/5+7“”
計算をしようとするソラがいる。
その前に少女がいる。
荒野に机があり、椅子がある。
椅子に座り、お互いに向き合っている。
彼女は、丸メガネをつけていて、多くの計算を
作っていく。
計算をして、
計算というよりは
えーと……………文章問題のような計算。
見たことのない計算方法でしていき、頭を抱える。
彼女は机に向かい、計算を作り、そこから問題の答えを導く。
上の問題の答えは?
=前を向くための自分のための準備方法。
答えはない。
いや、何でもいい。
それをどう自分で想像して、作り出し、導くかが一番の計算の答え。
ソラは、少女の前にいて答えの計算の答えはよくわからないが、そうなると説明される。
少女は、説明しつつ、いう。
「計算を無理やりにさせてすみません。それがこの場所の決まりなんです」
少女は自分の胸元に手を置く。
「ここの計算は答えを最後まで考え尽くすことが一つです。あなたの思う答えをどうぞ」
ソラは、自分なりの答えを答えていく。
1+1……………「」
=「一歩進むことです!」
2-9---7294396-/856/963-390--「」
=「………んと、んーと笑うこと??です!」
12937/5+7“”
=「…………えと………」
ソラは、思いつかない。
少女は、ソラを静かに見つめて待つ。
ソラは、声を出す。
「私たちは、みんな弱くないです!絶対に絶対に強くなれます!」
少女は、ソラの言葉を全て机の紙に刻む。
少女は、ソラの目を見ていう。
「あなたは明るいですね。そして、前を向く。ここでの計算は、答えを考え、とにかく導き出すこと。あなたは導いた。だから、いってらっしゃい」
ソラは少女の姿へ手を伸ばす。
彼女は、消えていく。
ソラは一人そこにいて残る。
「…………前を向く…。ルー!前を向こう!」
ルーはソラの隣にいる。
ルーは静かに頷き、二人は進み出す。




