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空の存在  作者: 進道勇気
138/215

答えの話

答え。


答え。


空から、三十センチ程の紙がヒラヒラと落ちてくる。

紙は、ソラの方へと来る。


そこには。


_人を思うのは人


人を操るのは人


人を壊すのは人


人を愛すのは人


人を呪うのは人


人を生かすのは人


人を殺すのは人


人を望むのは人


人を嫌うのは人


人を笑うのは人


__なら人を絶望とするのは?


___答えを導きだすこと



と、書いてある。

ソラはチンプンカンプンで、頭がフラフラする。

ルーも見る。


「何だこれは」


ソラは、ルーへ、紙を持ち、泣きそうな目をする。


「ねえ!ルー分かんないよ!」


ルーはソラに泣きそうな目をされ困る。


ルーは考える。


「人じゃないのか?人を絶望にするのは人と思うが」


そこへ、紙がおちてくる。

ルーの頭の上へコツンと当たる。

ルーは紙を見ると。

×バツ印。


「………間違いか?」


ルーは考える。


「人じゃないのか?どうして」


ソラは、分からないがいう。


「ひとは、どうしてひとを壊すの?同じなら、一緒にがんばろーっすればいいのに!」


ルーは答えを気づく。


ルーはいう。


「おぬし。分かった………かもしれない」


「え!なになに!?」


ソラはルーの答えを待つ。

ルーは答える。


無関心むかんしん………」


そこへ紙がルーの頭に落ちる。

紙を見ると。


△さんかくの印。


「さんかく………」


ソラは、「さんかく?」としてる。


ルーはいう。


「あってもいないし、間違ってもいないらしい」


ソラは。


「えー!?答えは!?」


「答えを教えろ」


紙はポトリッとルーの頭へ当たる。


そこには。


_答えは無_


??????????


ソラは不思議がる。


「ねえルー、これ………答え?」


ルーは…何ともいえないが、いう。

 

「無………か」


「答えがよく分かんないよー!」


ソラは紙を持ち、叫んだ。

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