答えの話
答え。
答え。
空から、三十センチ程の紙がヒラヒラと落ちてくる。
紙は、ソラの方へと来る。
そこには。
_人を思うのは人
人を操るのは人
人を壊すのは人
人を愛すのは人
人を呪うのは人
人を生かすのは人
人を殺すのは人
人を望むのは人
人を嫌うのは人
人を笑うのは人
__なら人を絶望とするのは?
___答えを導きだすこと
と、書いてある。
ソラはチンプンカンプンで、頭がフラフラする。
ルーも見る。
「何だこれは」
ソラは、ルーへ、紙を持ち、泣きそうな目をする。
「ねえ!ルー分かんないよ!」
ルーはソラに泣きそうな目をされ困る。
ルーは考える。
「人じゃないのか?人を絶望にするのは人と思うが」
そこへ、紙がおちてくる。
ルーの頭の上へコツンと当たる。
ルーは紙を見ると。
×バツ印。
「………間違いか?」
ルーは考える。
「人じゃないのか?どうして」
ソラは、分からないがいう。
「ひとは、どうしてひとを壊すの?同じなら、一緒にがんばろーっすればいいのに!」
ルーは答えを気づく。
ルーはいう。
「おぬし。分かった………かもしれない」
「え!なになに!?」
ソラはルーの答えを待つ。
ルーは答える。
「無関心………」
そこへ紙がルーの頭に落ちる。
紙を見ると。
△さんかくの印。
「さんかく………」
ソラは、「さんかく?」としてる。
ルーはいう。
「あってもいないし、間違ってもいないらしい」
ソラは。
「えー!?答えは!?」
「答えを教えろ」
紙はポトリッとルーの頭へ当たる。
そこには。
_答えは無_
??????????
ソラは不思議がる。
「ねえルー、これ………答え?」
ルーは…何ともいえないが、いう。
「無………か」
「答えがよく分かんないよー!」
ソラは紙を持ち、叫んだ。




