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空の存在  作者: 進道勇気
124/215

把悪する話

把悪はあく


手でつかむ。

悪。


悪は、手でつかむことできるらしい。


俺はよくわからないがその把悪はあくというものを調べる少女がかわいいと聞き、ここへ来てしまったのだが。

彼女の名前は。

メメル。


この建物内には多くの黒いかたまりが透明の箱に入れられている。


それを調べている中心にいるのが茶色の髪色をした長い髪の少女。青のメガネをかけていて…きれい。

俺は、正直彼女と会いたくて、ここへ来た。

理由がとても不純。

でもいいよな!


白衣姿の彼女は、正確に全員に指示していく。

きれいだなあ

と、いいつつ!集中!


「…………」


俺はかたまりの入った透明の箱を運んでいく。


「手に触れる悪か………」


ある意味、悪を触れるようにするっていいのか?

わからないが運ぶ。

俺は廊下を進んでいて、つい、転んでしまう。

透明の箱を飛ばしてしまう。


「うわあああああ!!!」


これまずいって!しっかり!受け止めねーと!!!

まって!!!俺は上を見てわたわたする。

透明の箱が落ちてくる。


指ととがか!!


俺は手に取れなかった。


まず!!!!!


が、誰かが手に持ってくれた。


「ありがとござ!…………」


そこには茶色の髪色をした長い髪の少女。青のメガネをかけている。

つまり!


「大丈夫ですか?あなた」


つまり!メメルさん!!?

俺は動き止まる。


「ケガはないですか?」


ないです!俺ないです!


「な、ないで………」


透明の箱に彼女は話しかけていた。


「ケガはないですか?痛くないですか?そうですか。よかった」


俺は一度固まりつつ、話しかける。


「あの、しゃべれるのか?」


「あなた!把悪様は今驚いたといっています!気を付けてください!」


俺は謝る。


「すみません………」


メメルはけど、ニコリとする。


「いつも運んでくれてますよね。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」


「あ、はい!」


透明の箱を渡される。


メメルは行ってしまう。


……………笑顔かわいい!!!

俺は透明の箱を抱きしめる。


「うわあ………少し、変わってるみたいだけど…でも!きれいだな……よし!運ぶぞ!」



_______


メメルは、廊下を歩いていた。

廊下で捜し物をしていた。


「どこへ行ったんだろう…………」



_________


ソラは、荒野を歩いていると大きな建物が一つ立つ。


「…わー!おっきい!」


ソラは、そこに透明の箱があることに気づく。


「何だろ?これ」


箱を持ってみる。

かたまりが入っている。

なんか、嫌な感じ。

そこへ、茶色の髪色をした長い髪の少女。青のメガネをかけている人が来る。


「あ……それ……」


ソラは、すぐに渡す。


「よかったです。ありがとう。何かされなかった?」


ソラは、「何かですか?」と不思議がる。


「何もなかったです」


メメルは安心する。


「そうですか。安心しました」


ソラと別れる。


_______


メメルは廊下を歩くと、一つの部屋に入る。鍵をかける。

そこには、多くのかたまりがある透明の箱が積み上げられたり、おかれてる。


メメルは、メガネを外す。


「逃げないでくださいよ。悪は、悪をぶつけ合うことで本当になくなるのかみたいんですから」


メメルは箱からかたまりを取り出し、手でつかむ。

もう一つ、出す。


かたまりをかたまりに近づける。

かたまりは嫌がるように離れようとするが、無理にでもくっつける。


「逃げるな」


かたまりは二つくっつくとパキィンと消える。


「消える……けど、かけらが残る。これじゃだめ………どうしたら…触れるようになった。なのに。把悪様。どうしたらいいでしょうか?」


かたまりは二種類ある。

悪と

悪であり、でも感情あるもの。


把悪は答えることはない。


メメルは続ける。

把悪を確実に消えさせる方法を。

かけらを拾うと透明の箱へと入れていく。

そうすると、部屋から出る。

鍵をかける。


「逃げようとするから困ったものですね」


メガネをかけると、廊下を歩いて行く。

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