もらった話
「私はもらっちゃったー。この場所をー。私はセンス?がないからひどいことになりそう、ふふ」
ソラとルーは、荒野を歩いていくと、真っ暗な場所に着く。
ソラは、その暗い場所へ手を伸ばす。
特に何もない。
「ルー。なんか暗いね」
「そうだな。暗いな」
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二人の少女は話す。
「この場所は何色にしようかな。ねえ。リーシャ。ここは何色にするといいのかな?」
「マル様。マル様の好きでいいと思います」
「石の色は黄色かしら?空の色はオレンジ?緑?リーシャは何がいい?」
「マル様のお好きのように」
「私がこの場所をもらったんだから私が好きにっていわれたけど……ここで生きるものはどうしようかしら」
「マル様の好きなように」
「人はだめなんだってね。前のものたちは失敗したんでしょ?私も失敗してはだめよね?」
「そうですね」
マルは色やここにあるものを決めていく。
「水は青透明かしら?んー。生き物は………んー。んー。楽しいわね。」
リーシャは静かにしていた。
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ソラとルーの前で世界は出来た。
二人の前に真っ暗な場所が、色がついていく。
そこは。
「?ルー行ってみよっか」
「そうだな」
その先には。
ねじれた塔がグニャリと重なり合っていたり、ピンクの城が建っていたり、ケーキが置かれていたりとメチャクチャだ。
他にも空は緑と赤と黄色が混ざるような色。
遠くの海は青透明。
ソラとルーはその中を歩いていく。
「わー!すごいね!」
「………………そう、だな」
ルーたちはよくわからない場所にいた。
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少女は、マル。
水色の髪は左に結っている。
ピンクの城から外を見つめていう。
「んー。私のセンス?ってないなーでも!リーシャ。私にここをくれたことが悪いよね?」
もう一人はリーシャ。
赤と白色の髪をツインテールにしている。
後ろの方にいる。
「マル様はたしかにないですね」
「リーシャ。ひどいよー?でもさ、これもいいんじゃないかなー?」
リーシャは、後ろへと下がっていき、廊下にいる。
廊下で誰かと話す。
「渡された場所を生き物はなしにしました。これでもう失敗することはないと思います。はい。では、私はここへ入ってきた生き物は別へ逃がせばいいんですね。はい。分かりました」
リーシャはマルの元へと行く。
リーシャはいう。
「マル様。私。少し行ってきます」
「んー?いってらっしゃい」
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ソラとルーはその場所を出た。
ソラは笑う。
「おもしろかったー!」
ルーは後ろを向く。
遠くに誰かいる。
が、ソラの方を向く。
「おぬし。行くか?」
「ん?うん!行こう!」
ソラとルーは進む。
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リーシャはツインデールの髪を揺らす。
「生き物はここを出ました。はい。次ですか?分かりました」
後ろを向いて歩いていく。




