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王子様のリンゴ  作者: 苺鈴(腐)
9/16

王子様強奪!

いつも読んでくれる方ありがとうございます。

先ほどは、投稿ミスがありご迷惑をおかけしてすみませんでした。

それでは『王子様のリンゴ』の物語をお楽しみください!

「アイエエエー!?」

 王子様のお部屋から悲鳴が聞こえる!?

 侵入者を追って来た僕は、急いで王子様のお部屋へ向かう。

「何があったの!?」

「ああ…。あなたは、王家に仕えるフルーツ三銃士のお一人のスタア様!!」

 ドーモ、はじめまして僕の名前は、スタアです。

 金髪の長いツインテールをピンクのリボンで結んで、王家の紋章が描かれた真青な銃士服に身を包み、輝く瞳は黄緑色で、自分で言うのもなんだけど…超絶可愛い女の子です!

「君は、王子様にお仕えするメイドさんだね。何があったの?」

「さきほど王子様を起こしに来たら、王子様がいらっしゃらないんです!!」

「えええー!?まさか…王子様、侵入者にさらわれちゃったんじゃ!?」


「何の騒ぎだ?」

 僕たちのところへやって来たのは…。

「ロン!」

 ロンは、僕と同じフルーツ三銃士の一人。

 彼は、黒の短髪に鋭い黒い瞳していて、東方の国の生まれの独特な顔立ちと黄色い肌をしている。背が高くて、僕と頭一つくらい違うんだ!服装は僕と同じ銃士服。

「スタア、何があったんだ?」

「王子様が奪取されちゃったの!」

「あの侵入者にか?」

「そうみたい…。急いで大臣に知らせなきゃ!」

「私がお伝えに行きます!お二人は、どうか…王子様を!」

「うん!メイドさん、王子様は必ず僕たちフルーツ三銃士がお助けするよ!」

「そういえば、アイツはどうした?」

「パっちゃんのこと?…パっちゃん今朝から見当たらないんだよ!…ロンが昨日、いじめたから!!」

「いじめてねえよ!」

「パっちゃん、昨夜のこと…責任感じて、どっか行っちゃったみたいなんだ!」

「ちっ…。本当にとことん役に立たねえ奴だな!」

「ロン!パっちゃんの悪口言わないで!」

「とにかく、その王子様を奪取した不埒な輩を見つけだすぞ!」

「うん!」 

 

 

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