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三号館。

ちゅピピピっ。

作者: caem
掲載日:2026/05/29


 いつも 挨拶していた ちゅピピピっ 


 川辺で出会うたびに そこで見かけるたびに


 烏や鳩の鳴き声には とても敵わないだろう


 小さな鳴き声で ちゅピピピっ ちゅピピピっ


 そう 主張していたのは セキレイさんだった


 白と黒で 地味だったけど その駆け足はすごかった


 自転車では辿り着けない 自動車でも辿り着けない


 スマホで撮影するのも難しい セキレイさんが飛び立つ


 ちゅピピピっ ちゅピピピっ ちゅピピピっ ちゅピピピっ


 ぐんぐん 加速していった 遥か彼方へと


 

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