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「苦しい?」
「あっ、……はあ、あ、」
「ゆっくり吐いて、力を抜いて」
「はっ、い……」
ゆっくり、ゆっくりと言われた通りに吐いていく。
力も抜けてさらに綾部先輩は、奥へと深く距離を縮めた。
指を絡ませ、またキスをする。
ピースがぴったりと嵌まるように、しっくりくる感覚はなんだろう。
綾部先輩はさらに強烈な刺激を与えてくれる。
その度意識が朦朧としてくるけど、その強い刺激で戻され、私はただ喘いだ。
揺さぶられ、自然と声は大きくなり、綾部先輩の熱い吐息に酔いそうになる。
私、わた、し、ここまで、来ちゃったんだ。
ふと、トイレの小さな窓から空が見えた。
あぁ――綺麗な、黒。




