・登場人物&その他【&書籍4巻、漫画2巻、予約開始】
今話は、7巻のまとめであり、ストーリーには一切影響しません。
読み飛ばして頂いても、全く問題ありません。
(※Web版と書籍版では、大きく異なります)
★登場人物(7巻終了時点)
・賀茂 一樹 冤罪で地獄に墜ちていた輪廻転生者。A級陰陽師。
・相川 蒼依 イザナミから分離独立した女神。蒼依姫命。
・五鬼童 沙羅 鬼神と大天狗の子孫。B級陰陽師。
・水仙 絡新婦の妖怪。一樹の式神。
・花咲 小太郎 A級陰陽師。
・赤堀 柚葉 C級陰陽師。子龍。
・祈理 香苗 C級陰陽師。二尾の妖狐。
・五鬼童 凪紗 B級陰陽師。鬼神と大天狗の先祖返り。
・九条 茉莉花 C級陰陽師。妖狐系統。
・藤原 良房 白面の三尾。
・豊川 りん A級3位。三尾の妖狐。
・小白 浮かれ猫。弁才天の神使。元は白鳥。
・琴引浜の鬼女 香苗の琴の師匠。香苗に免許極伝し、成仏した。
・宇賀 みや A級2位。人魚。副会長。
・山魈 天竜魔王の配下。木の精。調伏された。
★7巻で使役した式神
・大根(184話) 塗りつぶしの絵馬。A級中位。
・鬼太郎(193話) 火行と水行が混じった赤褐色の小鬼。G級上位。
・祈理香苗(202話) 二尾の妖狐。B級上位。
★呪力・強さ(加算を省く)
S級中位、200万 = 天竜魔王
S級下位、100万 =
A級上位、40万 = 豊川、良房、山魈
A級中位、20万 = 蒼依、信君、大根、犬神
A級下位、10万 = 牛太郎
B級上位、 4万 = 沙羅、水仙、香苗
B級中位、 2万 = 鎌鼬、八咫烏
B級下位、 1万 = 猫太郎、雪菜
C級上位、 4千 = 柚葉、晴也、小太郎
★一樹の呪力消費(7巻終了時点)
一樹の呪力= 200万 (陽気の半分50万+神気100万+龍気50万)
使役に消費= 84万1681(42.08%) 6巻の式神+大根+香苗。
残った呪力= 115万8319
・生者(蒼依や香苗)は、「自分の呪力+一樹の供給」で活動できる。
・霊体(信君や水仙)は、一樹の供給が無ければ万全で顕現できない。
・術者の呪力以上の召喚には、不足する呪力を補う何かを要する。
何か=勾玉などの祭具を用いた祭祀による呪力補助
一樹や豊川りんの供物奉納、香苗の歌唱奉納
犬神などの氏神化、安倍晴也の憑き物(キヨ
堀河陰陽師の願掛けや断ち物による祈願など
★香苗達の呪力推移
・香苗 C級中位(国家試験頃)→C級上位(菜々花と琴里の使役頃)
→B級下位(絵馬で250年)→B級中位(一樹と式神契約)
→B級上位(鹿野の大木と地に200年間ほど籠めた気の回収)
・雪菜 C級中位(使役時)→C級上位(絵馬)→B級下位(鹿野の気回収)
・菜々花 D級中位(使役時)→D級上位(絵馬)→C級下位(鹿野の気回収)
・琴里 D級上位(使役時)→C級下位(絵馬)→C級中位(鹿野の気回収)
★香苗の力が「どうしてこうなった」の解説
・前提
妖狐が学ぶのは仙術。
仙人や仙術は、道教(神仙信仰)。
道教で仙に至る修養は、先に性(精神)の修行、次に命(身体)の修煉。
・仙に至る手順
『1+2+3&丹田』
1.心法を鍛え内功を蓄える
2.仙に至る霊薬(仙丹)を作って飲む
3.身体を修煉する。
※丹田の大きさ(器)で、霊薬(仙丹)に蓄えられた気の受容量が変わる。
・香苗の状況
「1」=済。鹿野で250年分の精神修養を行った。
「2」=済。200年分の気を籠めて作った霊薬(仙丹)を飲んだ。
「3」=未。
「器」=済。五狐の魂の欠片を継承して、丹田が強大化した。
※香苗の過程は、道教で仙へと至る正しい修養に則っている。
「3」が達成されれば、香苗は仙(仙狐)の要件を満たす。
・大抵の妖狐が、仙道を理解できても仙狐に至れない理由
『1+2+3&丹田』を十全に満たせないため。
例えば源九郎狐の場合、玄境に至れても、仙丹が不足している。
※玄境=仙の一つ手前。入神段階。
人生を証明する自らの心象を概念として顕現させる境地。
源九郎狐は雨。香苗は楽器。
★香苗が得た女神サラスヴァティー(弁才天)の御利益
1 思い描ける楽器を呪力で顕現させられる御利益。(178話)
(一樹が目にした楽器=ギター、三味線、篠笛、琴、太鼓)
2 絵画に出入りできる御利益。(188話)
※香苗は言わないため、一樹が確認済みの御利益に限る。
・女神サラスヴァティーは、インドの都人士が修得すべき64技芸を司る。
香苗が得られる御利益は、女神が司る64技芸に関するもの。
・64技芸の一部(実際のもの)
楽器の演奏、絵画、料理法、マントラ(真言)、作詩法(詩・叙事詩)、
修辞学、針仕事、大工仕事、花輪作成、化粧・香・宝飾の知識、
劇、朗唱、遊戯、賭博……
★鹿野の嫁狐
昔、鹿野の山深い里の一軒家に暮らす若者の下に、熱を出した娘が宿を求めた。
男の懸命な看病により回復した娘は、家に居着き、身の回りの世話を始めた。
ある時、田んぼの耕作に困った男を手伝おうとした娘が、一晩のうちに田んぼを耕して、水を張り、苗を植えた。
だが農作業に不慣れな娘は、苗を逆さに植えてしまった。それに気付いた娘は、慌てて田んぼに戻り、術で苗を植え直した。
それで正体が露見した娘は逃げて、その際に着物が葛の葉に変わった。
その後も、妖狐の娘は男を手伝い、毎年の田植えは一晩で終わるようになった。
男と妖狐の娘は結婚して、夫婦になっている。
稲を植える時は楽しそうに唄い、歌好きの話も残る。
※全国各地の狐の恩返しからの異類婚姻譚は、室町時代の『葛の葉』が原形。
但し、狐を妻にする話は『日本霊異記』(平安時代初期)からある。
★書籍第4巻 &漫画第2巻 購入特典
1.妹編 (共通) 『宇治の橋姫』
2.式神編(電子書籍) 『牛巻大蛇』
3.料理編(TOストア)『洞爺湖の怪』
4.幽霊船編(bookwalker)『黒の北前船』
5.小5編(漫画) 『一夜竹』
6.鎌鼬編(TOストア)『赤いイタチ』
7.ミニステッカー(TOストア)
8.ポストカード(TOストア)
9.アクリルスタンド
8&9=作・芳井りょう先生
※6&7&8は、書籍第2巻と漫画第1巻のセット購入のページで付きます。
・経緯につきまして
第3巻発売(5月20日)から、8日後の5月28日、
「第4巻の発売が、8月17日(土)に決定しました」
と、ご連絡を頂きました。
またアクリルスタンドの発売についても、同月にご連絡を頂きました。
本当に1週間で、判断できるっぽいです。
そして発売は、3ヶ月後と早まりました(・ω・;)
ですが原稿は、各特典も含めまして、
発売が決定する前に、物凄く書き込んで、編集様に一度提出済みです。
なんだったら5巻と6巻も、特典SSを7本ずつ付けて、既に出しております。
(何としても7巻のイラストを見たいという気持ちでやっております)
第4巻では、綾華達のキャラデザとイラストも描いて頂けます!
ご購入、よろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))
























