表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王国最強魔法使いの王女様に冒険を  作者: 亜衣
第一王女
4/23


ーーーコンコン、


「………?」


ふと。窓から音がして、読みかけていた本に慌てて近くにあったしおりを挟み込む。


窓まで近づくと、よく慣れた魔力の流れを感じてくすっと笑ってしまった。


鍵を開けると、小さな風の流れがするりと窓を抜けて、部屋の中で見慣れた形を形成していく。


その姿を見ながら、小さく開けた窓の鍵を閉める。



「…ザック、バレたら怒られちゃうでしょ?」


「おいおい、今までだってバレたことない俺の得意魔法をなめてもらっちゃ困るね。」



何週間ぶりだろう。


久しぶりに会えた弟に、頬が自然と緩むのが自分でも分かった。


(…また背が伸びたんじゃないかな、弟にぐんぐん抜かされちゃうのってなんだか変な感じ。)



「またこの本読み直してるのかよ。ドラゴンと友達になって大陸を渡り歩く話だっけ?」


「違いますー。魔法が存在しない世界に冒険しにいくお話。もう、どこも同じ要素ないじゃない。」


「そうか?ニアピンだと思うけど。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ