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戦争になりました

「伝令!伝令ー!隊長からの命令だ!すぐさま練兵場に集合!!すぐさま練兵場に集合!!」


どうやら持ち場を離れてすぐ練兵場に集合しろ、との命令らしい。

おかしい、これは何かイレギュラーだ。

詰所の皆も少しざわつく。

しかし流石は兵士、すぐに皆が練兵場に走る。


練兵場に皆が集まると、すぐさま隊長の声が聞こえる。

「皆よく聞け!領主様より大事な話がある!」


領主??

みると、上品な服を着た初老の男性が咳払いをしている。立ち位置的にあの人が領主か。初めて見た。


「皆、落ち着いて聞いてほしい。いま、王都では第三皇子によるクーデターが起こり、王たちの安否が心配されている」


場がざわつく。


「今、王都にいる者から連絡があった。その者は今、城内部の様子は分からないが、たまたま城外にいた画像見て第二皇女を保護することができ、今こちらへ向かっている。しかし、いつ追手に追いつかれるかも分からない状況だ。急ぎ、お迎えに向かう」


第二とか第三とか言われてもよく分からないし、なぜ皇女様がうちの領主を頼るのか分からないが、とにかく緊急事態だということは分かった。

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