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コスモスの約束
「さよなら、母さん」
泣きはらした目で静音は庭を見た。コスモスの花が咲いている。母さんは言っていた。
「コスモスは秋に咲くの。やわらかい雰囲気をした母さんの大好きな花よ。」
「母さん、コスモス綺麗だね。—っ一緒に見たかったよ。」
このコスモスの種をまいたのは、母さんだった。優しくて、家庭的な人だった。
「この庭をコスモス畑にしちゃいたいね。そしたら一緒にお団子食べて見ようね。」
そう言ってたのに。
「母さんのウソつき」
「さよなら、母さん」
泣きはらした目で静音は庭を見た。コスモスの花が咲いている。母さんは言っていた。
「コスモスは秋に咲くの。やわらかい雰囲気をした母さんの大好きな花よ。」
「母さん、コスモス綺麗だね。—っ一緒に見たかったよ。」
このコスモスの種をまいたのは、母さんだった。優しくて、家庭的な人だった。
「この庭をコスモス畑にしちゃいたいね。そしたら一緒にお団子食べて見ようね。」
そう言ってたのに。
「母さんのウソつき」
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