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例えばこんな世界なら。  作者: ✚黒白✚
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例えば死にたいと思ったら。

「死にたい」

一人ベットの上で呟いた。

今まで何度も呟いた言葉で口癖にもなりつつある言葉。


最初に死にたいと思ったのはいつだったか。

気づいた時には死にたいと願っていた気がする。

きっかけなんて数えることも億劫になるほどにある。

イジメ、レイプ、虐待。

軽く挙げただけでも死にたいと思うには十分だろう。

小学生の時から今もなお続くイジメ。

物が無くなるなんてよくある事だ。

クラスの男子に無理矢理犯されたこともある。

先生も親も見てみぬふり……

その方がお互い都合がいいのだろう。


親が僕を殴るのも当たり前だ。

子供の時から毎日のように殴られてる。

僕にとっては当たり前ことだ。

死ねと言われる事にも慣れている。

きっと僕が死ぬことを心から望んでいるだろう。


だから僕は死にたい。

少しでも早くこの残酷な世界からいなくなりたい。

もちろん人に相談なんてしたことはない。

話す相手もいない。

仮に話す相手がいて話してみたところで

くだらない、お前だけじゃないんだよ。

なんて言われるに決まってる…


はぁ……僕はひとつ溜息をついてベットから起き上がった。

伸びをしてカーテンをあける。

今日はとても天気がいいらしい。

今日は学校も休みだし外に散歩でもいくか。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







「もしもそう思えたら少しは楽になるかな……」


ボクは病院のベットで独り呟いた。

ボクはもう死ぬことが決まっている。

末期の癌だった。

もう手の施しようがないそうだ。


だから……

ボクがもし死にたいと思うことが出来たなら

死ぬことが怖くなくなる。

そんな希望を抱いて妄想するのだ。


ため息をつきまたボクは涙を流した。

「生きたいよ……」


外には大雨が降っていた。

内容が上手くまとまらずすいませんでした。

これから少しずつ勉強していきます。

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