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希望と絶望
これは「例えば」の物語。
子供が「例えば」虐待されてなかったなら。
病の老人が「例えば」死にたいと思うなら。
大嫌いだと言い張る学生ならば「例えば」大好きと叫べたら。
君が「例えば」お金持ちに産まれていたら。
あなたが「例えば」明るく社交的に生きれたら。
それはきっと無限に広がっていく希望で
それはきっと暗闇に進んでいく絶望だ。
そんな意味のない「例えば」の世界。
希望とも呼べて、絶望とも呼べる。そんな世界。
さぁ、あなたはどんな「例えば」を望みますか?