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3人の絆

「で…どうする気だい?」上杉は鋭く言った。

「どうするって何をですか?」宙良が聞き返した。

「今後の君達の関係だよ、二人は先天性DNAは違っても、後天性DNAは双子のそのものなんだよ」

「でも、それって法律的には他人ですよね?それよりも僕は、美奈代との関係がハッキリした事でかえってスッキリしています、シンクロの謎も解けた訳だし」

宙良が言った後、美奈代も続けた。

「私もそうです、今までは宙良を家族みたいな感覚で見ていたけど、私達は普通の同級生なんですもの、ただ生まれ方が少し特殊だっただけです」

「なるほど、それを聞いて安心したよ、君達は本当に強いね」上杉は目を細めて言った。

「そんな事ありません、先生がいたから、僕は自分達の運命に向き合う事が出来たんです」宙良は力説するように言った。

「そうかい?そう言ってくれたら、僕も君達に協力した甲斐があったよ、ただ前にも言ったけど、真実が明らかになる機会が訪れた時、僕も協力出来る事があるかもしれない、だからその時は連絡が欲しいと思っているんだ」

「ハイ‼勿論です」二人同時に返事をした。

「ところで、他に何か、別の用があったんじゃなかったのかい?」

「あっ‼忘れるところでした」宙良は路上ライブの件を話した。

「うん、それは良いね、僕も君達の、一ファンとして、是非見てみたいよ、警察の許可だけど、僕に任せるといいよ、大学の同期に伊勢崎署の署長をやっている者がいるんだ」

「それは心強い(わ)」また二人同時に言った。

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