時間
車から見える木、電柱、空
木はそれぞれの季節で
電柱はさびれ具合で
空は天気や気候で
そして人間も感情と成長で変化する
全てが時間の仕業
文明や進化も時の経過の賜物
無限にあるように錯覚してしまう時間
数秒後、数分後、数時間後、明日、明後日、来年……
単位は違えど時間が数字だと勘違いしてしまう
本来時間は数字でなく、数字を時間に当てはめただけ
なにげなく思っている時間は数字だと確信してしまっている
本当は数字じゃないのに、無限じゃないのに
時間は時間なのであってこの世の自然の一部かもしれない
時間もまた何かによって引き起こされている現象なのかもしれない
時間が様々なモノを変化させるように、時間もまた何かによって変化させられているのかもしれない
だから時間も他のモノと同じように終わりがあるんだろう
だから時間は大切なんだと思ってみる
時間を使って親が時間を無駄にするなと言う理由を必死に考えてみる時間は数字ではない