表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

武者震いです。

気分を害する方は退場する事をお勧めします!笑

『なんで死んじゃったんだよ~。これで後継ぎがいなくなったじゃないか』

誰かが泣く声が聞こえる。・・・そっちの方の心配ですか親父様。


でも・・・あぁ、そっか。

俺は死んだのか。


俺はなんで死んだのかを、思い出してみる。

~~3時間前~~


「今日はカレーだぜっ」

学校の帰り道だ。俺は高校3年生。18歳


『いいなぁ。俺ん家なんて煮物だぜ?』

ん、こいつは俺の友達Aだ。


「煮物もいいなぁ~って・・・あっ??」

そうだ、道に猫が居て車に潰されそうなところに飛び出していったのか・・・。


そこでバチーンとやられたわけか。

おいおい。どこのドラマだよ。


『行~!!』

Aが心配してる。ありがとうA!


俺って本当に馬鹿だよなぁ。

でも・・・自己満足なのかもしれないけど、猫が助かってればこれでよかった気がする。


ガチャッと音がして姉ちゃんが入ってきた。

『うわぁあん。』


うおっ、姉ちゃん部屋に入ったと同時に泣いてやがる。

畜生、やっぱ少し寂しいなぁ。


『生き返りたいか?』

そんな戯言に興味はねぇーぜ


でも、良かったと思っていた心を一瞬で粉砕する、声が聞こえた。

「うるせぇ。感傷に浸ってんだ。悪魔か知らないが帰れ。」


本当はとっても生き返りたい。

もっと青春したい。恋がしたい。勉強は・・・いいや。もっと親父の下で鍛えたかった。


『酷い奴じゃな。』

また、声が言う。いらいらするぜ。さっさとあの世に行きたいぜ。


「気味が悪いんだよ。喋るなら、顔出せよ。」

ぬっと出てきたと思えば俺が助けた猫だった。


すると、ぽんと音を出して、女の子に擬人化?した。

「なっ・・・なんだなんだ?死神帰れ。」


『むっ、主よ。私の名前は死神ではなく、市桜宮神いちのおうきゅうのかみじゃ』

「長いな。まぁ・・・んで?生き返りたいってか?冷やかしならうちは容赦しねぇぜ。」


『それは、どこのお店じゃ。生き返る方法とはな私と天下を取る。』

「・・・はぁ?」


『じゃからな、戦国時代を乗っ取りに行く。』

「・・・はぁ?」


意味分からない。

だがそいつは、真剣に言ってる事は分かった。


「それが条件?」

『そう御主はまだ生きておる。私が蘇生したからな、じゃが戦国時代を制するまで意識は戻らん。』


【USO】だろ?

「え?え???生きてんの俺?ってか、そんなのすぐに殺されるわ。」


パニックになる俺。

『だから、私と天下じゃなくて、戦国時代を取りに行こう。』


だが、即答しよう。やるしかない。

「分かりました。戦います。』


「・・・御主。足が震えておる。」

「武者震いです。」


取りに行こう戦国を。

というわけで、ついつい浮かんでしまい連載が2つに。笑

こちらも頑張らせていただきます。

【勇敢な恋を歌う】こちらもお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ