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一章登場人物紹介

 一章終了までに登場していたキャラ(モブ含む)の紹介。


 一章でこんなに出てるのか……と思わされましたはい。

 二章で変化したや追加した部分はまた別枠で補足として書く予定。

 自他共に認める、名前がコロコロ変わって覚え難い小説であるRe:Monster――刺殺から始まる怪物転生記――。

 そんな訳で、簡単な人物紹介と用語説明などを。ネタバレを多分に含みますので、そのつもりで。

 今回のは一章に登場した人物と一章の状態までを書いたモノ。二章以降は追々書かれる、はず。


 【転生前の登場人物】


 №00 伴杭彼方トモクイカナタ

 本作の主人公、の前世の名前。

 喰う事で強くなる≪ESP能力≫【吸喰能力アブソープション】を持つが、妹的存在にしてストーカーであるアオイにカナタの伯父の会社の商品――SAKUMA重工製Bランク雷性付加式小刀【寧々猟理ネネカルリ】という名称の超科学製シースナイフで殺される。

 ちなみにSS、S、A、B、C、D、E、Fと8段階あるランクでB、と比較的上に位置しているシースナイフは、素人が扱ってもタングステンの塊をキャベツのようにスパッと切る事が可能。それに単分子カッターなので手元にあるスイッチを入れれば小さな刃が高速回転して更に切れ味がアップする。

 普通、人間なんぞに使う様なシロモノではない。輝鋼人ヒスペリオのように鋼鉄のような外皮を持つ星人に使う様な兵器。ちなみにB以上は基本的に大軍破壊系。SSは惑星規模。

 

 享年25歳。


 様々な戦場を渡り歩く、歴戦の兵士だった。

 その強さの秘訣としてやはりESP能力が上げられるが、しかし何より戦闘経験の豊富さが他を圧倒している。現在の職場に就職して約7年の間に数え切れない程の未開拓惑星を飛び回り、そこでESP能力犯罪者やら現地生物やら災害指定生物などを狩って喰っていた経歴を持つ。災害指定生物とか色々設定があるが、取りあえず凶悪で凶暴で強靭な生物だと思っておけばいいだろう。

 高卒で入った新人時代は“武術”のブの字も知らなかったが、一般人を兵士に変える為に半年間行われる新人研修期間中、何が彼をそうさせたのか、他に類を見ないその鍛錬の様は今でも会社で語り継がれている。

 脳に直接情報をすりこむ機械があったとはいえ、その鬼気迫る鍛錬ぶりには教官役が先に根を上げたとか何とか。


 余談だが、本人曰く、『どうも【吸喰能力アブソープション】に目覚めた時から考え方とか、精神構造が変化したみたいで、特に異常だとは自覚していなかった』そうである。


 と言う訳で、そのような異常な鍛錬の後、カナタは素人から変わった。

 そして数え切れない程の実戦を経験し、現在の力を得る事に。


 基本的に敵には容赦が無い。というか、ESPが喰う事に特化し過ぎている為、ニワトリを殺して喰う、豚を殺して喰う、といった感覚しか抱けなくなっているため、殺すのに躊躇いは皆無。

 喰う事は、命を奪う事なので。命を奪う事を躊躇って、食事などできるはずがないからだ。

 それでも一応利用できると思えば利用するだけの柔軟性はあるし、一方的に虐げられている人を見かければ偽善を働かせて助けたりするだけの優しさはある。

 正面から戦うよりも搦め手を好む。外道ではないとは言わないが、慈悲の無い鬼畜ではない。自分の感情に素直なタイプ。

 かなり人間らしい性格だと思われる。

 妹的存在のストーカー行為に悩まされ、なんだかんだと文句は言っているが、本心から可愛がっていたので最後まで突き放す事ができず、結果あのような事に。

 命を賭けた職場にいた為か、男女問わず助ける事が多く。吊り橋効果でも発生したのか、カナタに恋心を抱いた女性は多い。が、カナタのとある性格から泥沼化する事は少なかった。

 これも余談だが、身を呈して仲間を庇った時など、幾度か“リア充爆発しろ”と幻聴を聞いたとか何とか。

 そして無類の酒好き。でも体質的にどれだけ飲んでも性格が変わるほど酔えないので、皆で飲みに行ったら大抵は皆の面倒をみる事になる。



 №01 桐嶺葵キリミネアオイ

 カナタの妹的存在兼公式ストーカー。

 ぶっちゃけアオイの設定を語ってしまうと、物語りの裏側まで暴露しなくてはならないので大部分は自重します。と言うかこんな事を言っている時点で大分ネタバレなのは秘密です。

 歳はカナタの5つ下である、20歳。

 現役の女子大生で、犬のような人懐っこい笑みを振りまく。かなりモテるそうだが、自分の危機を救ってくれたカナタの事が大好きで全て断っている。

 将来はカナタのお嫁さん、と公言して憚らない。


 そんな彼女がカナタを殺したのは『カ、カナタは私のなんだからねッ。あ、あんな女狐を私以外入れた事の無かった家に入れたカナタが悪いんだからね』だそうです。

 と言うのは嘘。別にツンデレではないので。でもヤンデレなのは否定しない。

 カナタが別の女を抱いていると知ってもその相手を殺すほど重症ではなかったが、凶事に踏み切ったのは彼女の聖域と化しているカナタの家(高級マンションの一室)に同僚――読者諸賢が数名感想で指摘したように、女性である。しかもカナタ狙いの、可愛らしい子だった。全ての行動は計算されていた。まあ、その計算は崩された訳だ――が一人だけで招待? された結果、プチンと何かが切れ、本能のままに行動。

 そして、超人となっていたカナタを殺害するに至る。勢いでヤった、後悔はしているらしい。

 アオイはカナタのように手術によって強化人間になっていた訳ではないが――【秘匿事項】――で――【秘匿事項】――の――【秘匿事項】――なので――【秘匿事項】――だから、このような結果に。


 そして、カナタを刺し殺したアオイはその後……。



 №03 霧壺真弓キリツボマユミ

 名前が語られなかった同僚。本編では再出演しないだろう人物。

 アオイがカナタを殺そうと思った切っ掛けを造った人でもある。以前からカナタには思いを寄せており、今回の酔いも計画的犯行だったがアオイによって潰される。と言うか標的を殺された。

 ESP能力者で職場最強の、というか宇宙でも有数の【念動能力者サイコキネシス】。物質を原子レベルまで千切るのを得意とした。ただ原子分解はあくまでも得意技と言うだけで、本気でやれば空間をねじ切る事もできるとか。普通に星間船数隻を単騎で撃墜できる規格外。

 多分カナタよりもチート級のキャラ。というかバグキャラ。

 アビリティを全て使ったカナタと互角以上の勝負を演じられる数少ない人だった。

 性格も良いし、容姿も良い。その上何でもこなせるエキスパートと優良物件。

 でもちょっとだけ運の足りない女性でもある。



 【転生後の登場人物】


 №1 オガ朗。

 本作の主人公。他者を喰って強くなる≪ESP能力≫【吸喰能力アブソープション】を持つ、妹的存在にしてストーカーであるアオイに殺された伴杭彼方トモクイカナタがゴブリンに転生した存在。

 一章終了までにゴブリンから【大鬼オーガ・希少種】にまでランクアップした。オーガは二本角を生やし、筋骨隆々の肉体を持つどこぞのバーサーカーのような巨躯をした鬼である。基本知能が低いが、その肉体能力は高い。そして希少種は普通種のスペックの約三倍を誇る。

 ちなみにこの短期間での二回ランクアップは異常な成長力としか言えないので、他の個体に当てはめてはいけない。普通一回のランクアップは年単位の月日が必要である。

 オガ朗以外――つまりオガ吉くん達の成長力は【秘匿事項】のためであるので、例外の一つとして理解されたし。

 赤髪ショートや鈍鉄騎士など殆どの人間からは亜種として認識されているのだが、実際には亜種ではなく希少種である。勘違いの理由として、希少種になるには世界最古の神であり、全部で五柱存在する大神から加護を得なくてはならないため。

 つまり条件が厳し過ぎて、世間一般に知られていないからである。大神の加護持ちは、世界中でも数えられる程度しかいない。

 現在オガ朗に加護を与えている神は≪終焉と根源の大神≫。それと【秘匿事項】【秘匿事項】【秘匿事項】である。

 喰って得た【加護系アビリティ】は、奪ったようなモノなので本来の【加護】とはやや異なるがそれはどうでもいい話。

 黒い皮膚になったのは、≪終焉と根源の大神≫の加護による。赤い刺青が刻まれているのは、希少種だから。

 オガ朗の得意武器はハルバードなどの長物。が、基本的に何でも扱える万能型。剣でも体術でもそつなくこなす。前世から引き継がれたその戦闘能力は常識外れに高い。

 が、まだまだ前世と比べれば脆弱な肉体とアビリティと言える為、油断が無い為一層手強くなっているもよう。

 基本的に戦法は前世と同じく奇襲を好む。無駄な戦闘による体力損耗を回避し、楽に敵を屠れる事に力を注ぐ。正面から戦うのは最終手段だと言って憚らない。正面から戦っても負けないような相手でも、大抵は奇襲で終わらせる事が多い。


 転生して、以前とは違った考えを持つようになり、やや大雑把な性格に変化したかな、と本人は思っている様子。精神が肉体に引っ張られている感がある。

 傭兵団≪戦に備えよパラベラム≫団長。


 名前はゴブ朗→オガ朗と言う流れ。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリン(亜種)→オーガ(希少種)。



 №2 オガ吉くん。

 オガ朗の一番の心友。

 一番最初に引き込まれたゴブリンが成長した存在であり、最初は捨て駒扱いされていたが、途中で脱落する事無く努力し続けた結果、オガ朗に次ぐ実力を身に付けた。斧と重量級武器の扱いではオガ朗を越えるほど。

 斧と盾の組み合わせを好み、その巨躯を使って敵陣に突進しそのまま蹂躙する戦法を得意とする。所持するマジックアイテムの性能と相まって、接近戦に置いては無類の強さを発揮する。鉄壁の盾に、全てを破壊する斧は敵にとっての悪夢となる。

 アス江ちゃんとは恋仲。ただし初めてはエルフ(男)だった。

 最終的な目標はオガ朗を越える事だとか何とか。良きライバルでもある。

 アビリティ無しの状態だとオガ朗さえも負けるほどの肉体能力の持ち主であり、一つ上の種族であるロードを相手にしても見劣りしなかった。戦闘狂であり、自分に課す訓練は熾烈の一言。

 現在は【炎の亜神の加護】と【戦乱の亜神の加護】のニ柱からの【加護】持ち。

 重武装部隊≪ラーヴエロジオン≫の隊長を務める。


 名前はゴブ吉→オガ吉という流れ。 

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリン→オーガ(亜種)。


 №3 ダム美ちゃん。

 オガ朗の恋鬼の一人。そして二番目に仲間になった存在。

 色々と意味深なフラグを立てているが、それは本編にて発見してもらいたい。ゴブリン時代からオガ朗を強かに狙っていた。

 物語りの謎の鍵を握るキーマンの一人、かもしれない。

 遠距離攻撃部隊≪ティラール≫の隊長を務める。

 現在は【半吸血鬼ダムピール・亜種】となり、美貌と魔眼で周囲を魅了できる。オガ朗からプレゼントされた父親エルフ家の家宝だった【必中の名弓フェイルノート】と深淵系統魔術、それと【氷原の神】の加護によって扱えるようになった氷の異能を使い、多様な遠距離攻撃を展開して敵を屠る。

 近づけばダムピール特有の膂力でクレイモアを振り、バッサリと。


 名前はゴブ美→ダム美。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリン→半吸血鬼ダムピール・亜種。

 


 №4 アス江ちゃん。

 オガ吉くんの恋鬼。三番目に仲間になった存在。

 最初の頃は荷物持ちだったが、現在では幹部の一人である。後方支援部隊≪パトリ≫の隊長を務め、基本的に地形操作や陣地形成などサポーターとして働くが、その戦闘能力は決して低くない。

 宝石のように美しい精霊石の採取といった趣味があり、訓練の合間に同士と共に掘っていた。その結果身に付けた振り下ろしの一撃は必殺の域に達してる。直撃を喰らえば敵は問答無用でプリンのように掘削されるほどだとか。

 姐さん気質であり、皆の信用は厚い。独特の喋り方をする。

 最近ではドワーフや鍛冶師さんの所に行って、加工技術について勉強している姿もチラホラと。現在は外に行っているので中断中。


 名前はゴブ江→アス江。

 種族は→ゴブリン→ホブ・ゴブリン→半地雷鬼ハーフ・アースロード



 №5 スペ星さん。

 年上ゴブリン組に三ゴブいたホブ・ゴブリンの一体。正確にはメイジだけど、あの頃は一纏めで扱っていたので。

 オガ朗が生まれるまでは唯一のメイジだった。元リーダーとオガ朗の決闘を発生させた張本人であり、努力家な一面がある。

 魔法行使部隊≪マジシアン≫の隊長を務める。

 【炎熱】系統魔術の扱いに長ける。


 名前はゴブ星→ホブ星→スペ星。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリンメイジ→半魔導鬼ハーフ・スペルロード



 №6 ブラ里さん。

 年上ゴブリン組に三ゴブいたホブ・ゴブリンの一体。

 三ゴブの中では最弱だった。が、訓練によって刀剣の扱いに適正がある事が判明。現在はそれを伸ばし、刀剣術に限ればかなり上。種族の能力と相まって、接近戦時に効果を発揮する。

 普段は物静かな性格であり、皆を優しく見守る良き母親的な立場にある。ただし一度戦闘に入ると全身を返り血で濡らしながら敵を攻撃するなど、激しい二面性がある。

 現在彼氏募集中。

 軽武装部隊≪レッドシャルジュ≫の隊長を務める。


 名前はゴブ里→ホブ里→ブラ里。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリン→半血剣鬼ハーフ・ブラッディロード



 №7 赤髪ショート。

 ルベリア・ウォールラインと言う名前があるが、恐らく本編では一度も語られないと思われる。閑話では語られるが。本編ではあくまでも赤髪ショートは赤髪ショートである。

 年上ゴブリンが攫ってきた五人の女性の一人。冒険者組合クラン≪弱者の剣≫に所属している冒険者でもある。

 オガ朗の恋人の一人。子犬系の可愛さあり。大切なモノを守れるだけの力を貪欲に求める傾向あり。

 【職業・魔喰の戦士ノワール・ソルダ】、【戦士】、【農婦】などを持つ。

 父と母は既に亡くなり、冒険者な伯父が居る。



 №8 姉妹(姉)さん。

 フェリシア・ティミアノと言う名前があるが、恐らく本編では一度も語られないと思われる。閑話では語られるが。本編ではあくまでも姉妹さんは姉妹さんである。

 年上ゴブリンが攫ってきた五人の女性の一人。行商人ペドラーの一団である≪星神亭≫に所属していた。が、壊滅に付き≪星神亭≫そのモノが消失してしまった。

 似た顔をした貧乳の妹が居る。オガ朗の恋人の一人。

 【職業・行商人ペドラー】、【料理人コック】、【仕立屋テイラー】、【料理長コック・チーフ】などを持つ。

 家族などの情報は閑話で掲載予定?



 №9 姉妹(妹)さん。

 アルマ・ティミアノと言う名前があるが、恐らく本編では一度も語られないと思われる。閑話では語られるが。本編ではあくまでも姉妹さんは姉妹さんである。

 年上ゴブリンが攫ってきた五人の女性の一人。行商人ペドラーの一団である≪星神亭≫に所属していた。が、壊滅に付き≪星神亭≫そのモノが消失してしまった。

 似た顔をした巨乳の姉が居る。オガ朗の恋人の一人。

 【職業・行商人ペドラー】、【料理人コック】、【仕立屋テイラー】、【料理長コック・チーフ】などを持つ。

 家族などの情報は閑話で掲載予定?



 №10 錬金術師さん。

 スピネル・フェアンと言う名前があるが、恐らく本編では一度も語られないと思われる。閑話では語られるが。本編ではあくまでも錬金術師さんは錬金術師さんである。

 年上ゴブリンが攫ってきた五人の女性の一人。行商人ペドラーの一団である≪星神亭≫に所属していた。が、壊滅に付き≪星神亭≫そのモノが消失してしまった。

 知的なクール系美人。オガ朗の恋人の一人。

 【職業・行商人ペドラー】、【錬金術師アルケミスト】、【魔道具製作師アイテムクリエイター】などを持つ。

 家族などの情報は閑話で掲載予定?



 №11 鍛冶師さん。

 エメリー・フルラットと言う名前があるが、恐らく本編では一度も語られないと思われる。閑話では語られるが。本編ではあくまでも鍛冶師さんは鍛冶師さんである。

 年上ゴブリンが攫ってきた五人の女性の一人。行商人ペドラーの一団である≪星神亭≫に所属していた。が、壊滅に付き≪星神亭≫そのモノが消失してしまった。

 ほんわかとした雰囲気を持つ癒し系。オガ朗の恋人の一人。

 【職業・行商人ペドラー】、【鑑定士】、【鍛冶師スミス】、【精霊鍛冶師】などを持つ。

 家族などの情報は閑話で掲載予定?



 №12 セイ治くん。

 同年代ゴブリン組。群れの中で初めてクレリックになった個体であり、治療特化型の個体である。

 戦闘はかなり苦手。もやしっ子のように細い。が、現在は一応半鬼人なので力はそこそこある。身体能力は成人男性以上。

 甘いマスクで、案外モテる。彼を取り巻く関係は、色々と危ない事になるかもしれない。ドロドロの昼ドラ系になる予兆が……。ただ、語られる可能性は低い。

 医療部隊≪プリエール≫隊長。


 名前はゴブ治→ホブ治→セイ治。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリンクレリック→半聖光鬼ハーフ・セイントロード



 №13 グル腐ちゃん。

 同年代ゴブリン組。セイ治くんと仲が良い。多分セイ冶くんのハーレム要員が一。

 腐肉を好み、そして腐を好む。まさに腐女子。妄想する時はオガ朗でさえ悪寒を感じるほど。

 ダム美ちゃんに次いで、アンデッド種となった個体でもある。案外強い。


 名前はゴブ浮→ホブ浮→グル腐。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリンメイジ→死食鬼グール



 №14 ドド芽ちゃん。

 同年代ゴブリンの一ゴブ。存在感が薄く、攻撃よりも防御に優れている。全身各所に瞳がある。多分セイ治君のハーレム要員が二。

 情報収集に特化。妖術が扱えるようになった。正確は真面目。


 名前はゴブ芽→ホブ芽→ドド芽。

 種族はゴブリン→ホブ・ゴブリン→百々目鬼どどめき



 №15 秋田犬 ≪真名・秋風之辻アキカゼノツジ

 命を救われ、オガ朗に忠誠を誓ったコボルド氏族の元リーダー。

 秋田犬に似た顔立ちをしている。生体槍から生体刀に武器が変わったが、武器の変更など無かったかのようにその戦闘能力は衰えていない。ただ、見た目は犬耳尻尾をつけたおっさんなので、オガ朗からすればコスプレにしか見えない。

 一応、犬頭に戻る事はできるようだ。


 名前はコボルドリーダー→秋田犬。

 種族はコボルド→足軽コボルド→武士コボルド。



 №16 鈍鉄騎士。

 本名、スティール・クローバック。本編では以下同文。

 庶民上がりの元帝国騎士。現在はオガ朗の直接の部下としてその力を発揮する。性格は本編の通り。

 現在の騎士団に嫌気がさし、寝返った。ただ、本気で仕えているので裏切られる可能性はかなり低い。カフスが無くても大丈夫なレベルだと思われる。

 かなりの実力者。現在は分体によって強化訓練中。

 【職業・戦士】、【職業・騎士ナイト】、【職業・修道士モンク】、【職業・聖堂騎士テンプルナイト】などを持つ。

 閑話で色々語られる予定。



 №17 女騎士。

 本名、テレーゼ・E・エッケルマン。本編では以下同文。

 とある貴族の令嬢。閑話で語られたように、騎士の誓いでオガ朗に忠誠を誓う。現在では本気で惚れてしまった、恋する乙女。特に実家に未練は無い。武人と思っているので。

 捕虜となった部下については、帝国や王国が行う捕虜の扱いに比べればまだ善良だと思っているので特に反感は無い。あと主人が変更されたので。

 結構な実力者。超一流とまではいかずとも、一流には匹敵する騎士。現在は分体により強化訓練中。

 【職業・戦士】、【職業・騎士ナイト】、【職業・聖堂騎士テンプルナイト】、【職業・高位騎士ロイヤルナイト】などを持つ。



 №18 紅剣士。

 本名、レビィアス・ギレンセン。本編では以下同文。

 テレーゼが隊長を務めた部隊の副隊長の一人。シミター型の魔剣を用い、速度と炎によってブラックスケルトンを切り刻んだ。性格は陽気で、本能のままに振舞う。狼のような女で、実はオガ朗によって既に陥落済み。

 でもツンデレだから普段はツン。夜はデレ。

 オガ朗に触れ、戦い、コレは逆らうよりも従う方が最善だ、と悟って配下となる。

 【剣士】、【紅炎の剣士】、【騎士】、【切り裂き魔】などを持つ。



 №19 ゴブ爺。

 群れで一番老いたゴブリン。ランクアップするだけの才能は無かったが、長生きなので知識がある。

 ご意見番的な存在だった。最近は影が薄い。でも頼りにはなる。



 №20 護衛エルフさん1。

 本名、キルエ・シフォン・クラエ。本編では、実は一度語られた。

 エリートエルフの一人で、ボンクラの身辺警護を仰せつかっていた。現在はミスラルを生み出せる存在として重宝され、こんな生活もありかも、と最近吹っ切れてきた。

 エルフ族は色々とシガラミがあるので、こう言った自由な生活は初体験で、現在は別に戻らなくても良いと思っている。

 円卓会議を構成する十二の氏族の一つ、鍛冶などを主に担当するクラエ氏族の宗家であるシフォンの三姉妹の末っ子。

 クール系美人。



 №21 護衛エルフさん2。

 本名、アルエ・サライス・クラエ。本編では、実は一度語られた。

 エリートエルフの一人で、ボンクラの身辺警護を仰せつかっていた。現在はミスラルを生み出せる存在として重宝され、こんな生活もありかも、と最近吹っ切れてきた。

 エルフ族は色々とシガラミがあるので、こう言った自由な生活は初体験で、現在は別に戻らなくても良いと思っている。

 円卓会議を構成する十二の氏族の一つ、鍛冶などを主に担当するクラエ氏族の分家であるサライスの娘。

 天然系美人。



 №22 例の五ゴブ。

 五体で一纏めにされた五名の事。五名ともオーガになったが、その内ニ体はメイジだったのでオーガとなっても魔術が扱えるオーガ・メイジである。が、基本的にオーガは魔法行使に不向きな為、魔術の威力は低め。

 というか、メイジだった二体の才能が低かったのでオーガとなったから、元々魔術は拙い。つまりメイジ種だからと言って鬼人ロードになれる、と言う訳でもない事の証明でもある。

 しかし悪い事でもない。オーガはロードよりも身体が強いからだ。それに成り上がりと言えるランクアップ個体は普通よりも知能があるので、頑張ってメイジの能力を生かせばロードを越える事も可能かもしれない。



 №23 父親エルフ。

 本名、エッセバ・フェールオ・ラインフォール。本編では以下同文。

 エルフの里で暮らす十二の氏族の長が集まって里の行く末を決める“円卓会議”の議長を務める。かなり偉いエルフ。

 争いを主に担当するラインフォール氏族の宗家であるフェールオの三代目の長。現在の歳は340歳。人間の年齢にすれば68歳くらい。エルフは長寿。

 イケメンのおじ様風の容姿をしている。あと百年もすればランクアップしてハイ・エルフになれるだろう人物。エルフは長寿なので、成長が遅い。

 精鋭エルフがオガ朗の下に居るとは察しがついていたが、オガ朗を敵に回すリスクを考えて追及はせず、必要のない犠牲と諍いを防ぐために隠蔽工作も密かにしていた。

 オガ朗を酒好きと知り、幾度か差し入れなどをする事で自軍に引き入れようとしている。あと、オガ朗に娘を嫁がせたいとか思っているらしい。


 ※書籍版では最初からハイエルフとなっている。

  ハイエルフは青銀の翅が特徴として上げられる。



 №24 娘エルフ。

 本名、メイル・フェールオ・ラインフォール。本編では以下同文。

 オガ朗によって拉致寸前で助けられたエッセバの娘。現在の歳は115歳。人間の年齢にすれば23歳くらい。

 エルフの里一番の美貌の持ち主。多分【魅了】とか持っている。

 性格は結構ヤンチャ。

 オガ朗に対しては好意止まりの感情を持つ。惚れるまでには至っていない。

 未来はどうなるかは不明。


 ※書籍版では最初からハイエルフとなっている。

  【サーラの巫女】という役割を担っているが、【職業・巫女】とは別に関係無い。ので、特殊な能力を持つ訳ではない。が、舞踊の出来によっては神様のお気に入りになる可能性は高い。



 №25 魔術師。

 本名、ワイスリィ・メルロンド。閑話で語られた高位魔術師が一人。歳は二十六歳。

 テレーゼの家と親交があった冒険者の一人であり、かなり高ランクの実力者。実はテレーゼに惚れていて、隠してはいたが家柄もよい名家の生まれ。その為テレーゼの親とは密かに結婚などの話を進めていたが、今回の戦にテレーゼが出向くと知ったので同行した。

 テレーゼ本人からは好感を持たれていても惚れられていた訳ではないので、今回で距離を縮めようと張り切る。

 しかし結果としてオガ朗に叩き潰され、捕虜、奴隷となる。テレーゼが目の前でオガ朗に堕ちる様を見せられただけでなく、自分は自分でメスのホブ・ゴブリンやらコボルドに犯されたりとかなり不遇の人。

 何とか反逆しようとしたが、カフスによってダメだった。現在は魔力を練ろうとしたら激痛を感じるという他よりも厳しい設定がされているとか。

 それと閑話の最後で魔術によってオガ朗ごとテレーゼを殺そうとしたのは、腐っても冒険者だった為。何事も命あっての事と割り切っていたから。好いた人でも、殺す為には切り捨てる必要が時にはある。

 まあ、効かなかったけど。


 【祓い師エクソシスト】、【魔術師】、【高位魔術師ハイ・ウィザード】、【魔道具製作師アイテムクリエイター】などを持つ。



 №26 聖職者。

 本名、ベーン・メイル・ワイス。テレーゼの副官の一人。レビィアスとはそこそこいい関係を築いていたが……。

 現在二十二歳。

 貴族の次男で、若いながらも聖職者としての才能は非常に高く二十二歳の若さで【司教】を得たエリート。

 そんな彼は現在奴隷の一人としてワイスリィと同じ様な境遇にある。

 ただ優秀な聖職者だった為、一時はセイ冶くんの教師役と成り、現在は部隊に配属されている。生活環境は他の一般兵などよりも格段に良い。

 国に草として帰された貴族組ではなく、優秀だったので残留組の一人。

 一応まだ逃げようという考えがあるがカフスにより不可能で、そもそも戦闘能力がほぼない為森を単独で進むのは自殺と同じなので逃げれない。

 

 【聖職者プリースト】、【神官クレリック】、【司教ビショップ】などを持つ。



 №27 アイゼン・リッター。

 老齢の騎士。故人。

 かつて【神代ダンジョン】に挑み、【遺物エンシェント】級のマジックアイテム【呪刻の逆棘】を持ち帰った帝国の騎士。元冒険者。

 接近戦だったらオガ朗でも手古摺る程の実力者だったが、オガ朗の遠距離暗殺射撃によって呆気なく一撃死してしまった人。

 戦っていれば、一章で出会った最強の人間だったと思われる。

 彼が死んだ後、率いていた部隊員はオガ朗達の奇襲を受け、一人残らず殺された。

 合掌。



 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 【一章終了時の戦力一覧】


 【鬼系種族】 正式メンバー

 半鬼人種:【4】 

 オーガ:【7】

 オーガ・メイジ:【2】 

 ダムピール:【1】

 グール:【1】

 ドドメキ:【1】 

 ホブ・ゴブリン:【10】

 ホブ・ゴブリンメイジ:【3】

 ホブ・ゴブリンクレリック:【3】

 ホブ・ゴブリンシャーマン:【1】

 ゴブリン:【10】

 年寄り:【8】 


 【鬼系種族】 元奴隷部隊メンバー

 鬼人種:【3】

 半鬼人:【5】

 ダムピール:【1】

 オーガ:【10】

 トロル:【1】

 レッドキャップ:【3】


 【人間ヒューマン

 人間:女【7】、男【1】正式。

 捕虜人間:【90】正式


 【コボルド種】

 武士コボルド:【1】正式

 足軽コボルド:【11】正式

 下忍コボルド:【1】正式

 コボルド:【14】正式

 老人コボルド:【3】正式


 【竜系統種】

 竜人種:【4】仮

 半竜人種:【6】仮

 リザードマン:【5】仮


 【亜人系種・妖精】

 ドワーフ:【5】仮

 エルフ:【13】正式



 【アンデッド系種】

 デュラハン:【1】仮


 【亜人系種・獣】

 猿人オロリン:【3】仮

 ワータイガー:【2】仮

 ケンタウロス:【1】仮


 【ペット・使い魔】

 トリプルホーンホース:【5】

 ハインドベアー:【2】

 鬼熊:【1】

 オルトロス:【1】

 ブラックウルフリーダー:0

 ブラックウルフ:【28】

 

 

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