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プロローグ

こんにちは!りんご飴です!

連絡番始めました!

この話は短編のままなのですが、少しだけ表現を変えたりしています!

短編を見てくださった方は次の話からご覧になってください!

次回から新作です!


「リリアン・シュベ・ゼルリウル!お前は我が国の宝である、聖女アナをいじめ、精神的に追い詰めたことでアナは聖女の力が使えなくなってしまった!よって、お前との婚約を破棄し国外追放とする!」



宝石が大量に付けられたシャンデリア。



王家お抱えの料理人達が腕によりをかけて作った絶品の料理たち。



世界的に有名な音楽家たちの奏でる美しい音色。



さすが、王太子主催のダンスパーティーだけあってどれも素晴らしく、欠点がないほど完璧だった。



だが、その雰囲気をこわした愚か者がいた。



ベルジーヌ侯爵子息と聖女アナだった。



そして、一方的に婚約破棄を突きつけられていて青ざめた顔のゼルリウル侯爵令嬢、リリアンだった。



「な!わ、わたくしはそのような事はしておりません…!わたくしはただ、マナーを聖女様に進言しただけで…」



貴族たちはこんな話題が大好きだ。



食べるのを辞め、踊るのを辞め、おしゃべりを辞めた。



ただ一人、静かにマナー良く料理を食べている令嬢がいた。



婚約破棄の会場を黙って見つめて料理を食べていた。



みな、その異質な光景を色々な目で見ていた。



当人達は睨んでは震えている。



気ずけば、会場はさっきまでパーティがあったとは思えないほど静まり返った。



カトラリーと食器がぶつかるほんの小さな音だけが会場に響き渡った



彼女は料理を食べ終え、ナプキンで静かに口元を拭った。



「…。その婚約破棄わたくしは反対ですわ!」



先程の美しいマナーはなんだったのかという声量で令嬢は言った。



彼女を見ると、静かに食べていた時とは大違いな程に目に光が宿っていた。



「は、はぁ!?貴様何者だ!聖女をいじめて聖女の力がつかえなくなったのだぞ!?大問題だ!逆に死刑でないことに感謝して欲しいわ!」



急に令嬢が文句を言ってきたから戸惑っているのだろうか。それとも頭の中がお花畑なのかは分からないが、自信満々にそういった。


「はぁ…。あなたのジルベーヌ侯爵家とリリアン様のゼルリウル侯爵家では権力的には同等。死刑なんてよっぽどの事がない限りできませんがね…。


あぁ、申し遅れました。


わたくしアリスロード伯爵であるジョン・シュベ・アリスロードが娘、ルイス・シュベ・アリスロードですわ!」



アリスロード伯爵



それは、約10年前の英雄だ。



当時、隣国であるソリエート帝国と戦争をしていた。



我が国は小国であるため、帝国に勝てるはずもなくただ、賠償に応じるかもう少し対抗するかで国内はわれていた。



そんな時、傭兵であったジョン・ロード率いる傭兵団 ‘‘白羽迅雷’’ が現れてからは状況が一変した。



そもそも、白羽迅雷はそれなりに名の通った傭兵団だった。



貴族達は傭兵に何ができるのか。と低く見ていたそうだが、傭兵団が帝国の十人いる将軍のうち七つの首をたったの一月ひとつきで持ち帰った。



団長である、ジョンは世界最強と呼ばれた剣聖の弟子だったのだそう。



その後、帝国に全ての将軍の首を送り付けてやると七つの首を送ってみると帝国から白旗が上がったという。



結果、我が国は帝国の領土の半分と賠償金をゲット。



小国であった我が国は諸外国も無視できない大国えと進化出来たのだ。



その功績が認められジョン・ロードは大昔の英雄アリスから名を取り、‘‘アリスロード’’の性と伯爵位を陛下から賜り領地を得たのだと言う。


その他の功績をあげた団員も男爵や騎士爵など貴族に取り立てる者も少なからずいたという。


そんな、英雄だ。



しかし、アリスロード伯爵家の令嬢にはある噂があった。



彼女は最近巷で流行っている小説のような()()()()なんだという。



その小説は、ある男爵家に生まれた庶子が本妻の娘に虐められたが、伯爵子息に見初められ結婚するという物語だ。




と呼んでいるんだとか。




その悪役令嬢とアリスロード伯爵令嬢が似ているという噂だ。




それ故、その言葉を疑う声も多くあまりいい目では見られていないという。






「あ、アリスロードだと!?へ、平民ごときが何の用だ!」




みながアリスロード伯爵令嬢だと知るとよそ見するものやガン見するものもいた。




やはり貴族にも色々いるようだ。




「失礼ですが、アリスロード家は貴族ですわ。そんなことも分からぬとはベルジアーヌ家の未来が心配になりますわ」




余裕たっぷりの笑で確かにそういった。




本来ならば伯爵家が侯爵家と張り合えるケースは多くはない。




しかし、アリスロード伯爵家は平民の出なので伯爵よりも上には行けないだろう。




だが、アリスロード伯爵は公爵家と同等の権力があると言ってもおかしくない程権力を持っている。




「ふん!好きに言っとけ!けれよりも何故だ!?聖女をいじめたのだぞ!?」




「では、いじめていたという証拠は?証人は?もちろんいるのですわよね?」




美しく睨んだ。




「も、もちろんだ!お、おい!いるだろ!誰か!ほら出てこい…!」




誰も出てくる者はいなかった。




「あら、誰もいないのですわねぇ。もうひとつ。聖女サマとやら、本当に聖女の力がつかえるんですの?わたくし見たことがないんですの。ちょうどこんな所に聖力が測れる水晶がありますのぉ。どうですぅ?測ってみてもよろしくてぇ?」




そんなところにあるわけないだろ 。




みながそう思っただろう。




僕もそう思った。




あぁ。申し遅れたね。今まで語り部をしていた執事のアルスだよ。




まぁ、気にしないでくれ。




「え…あぁ、、きょ、今日は調子が悪いので…」




あっれれ?おっかしいぞー


と、言わんばかりな顔をルイスはしていた。




「いえいえ、大丈夫ですわ。この水晶、聖力が残っていようがなかろうがその器にどれだけの聖力が宿っているのか分かりますのぉ。さぁ、心置き無くこの()()に見せてくださいましぃ。」




()()なんて言ったのは相手を煽るためだろうか。




「や、やはりお前は悪役令嬢だな!なんなんだ!お前!」




その時ブチィっと何かが切れる音がした気がした。




その場にいたみなが思ったであろう。




‘‘や、やばぁぁぁ’’


と。




「あぁ、そうですの。皆様そう言いますわねぇ。ねぇ?アルスウェル子爵令嬢?スミスレース伯爵令嬢?」




ぎ、ギクッ




指名された2人の令嬢が顔面蒼白で立ち尽くしていた。




陰口(悪役令嬢)を広めた張本人たちだ。




バレないとでも思ったのか。




アリスロード家舐めんな。






「さぁ、聖女サマ。どうぞ。」




聖女は恐る恐るそれに触れるとほんの少しだけ光が漏れた。




「あら?わたくしでももう少し光がでますのに。お疲れなのかしらァ。」




先程言ったように、疲れていようがいまいが反応に変わりはない。




さてなんででしょうねぇー?




その時、聖女と侯爵子息の破滅が決まった。




「じゃあ、わたくしは帰りますわぁ。」




と、さっさと帰ってしまった。




「ちょ、お嬢様ぁ。待ってくださいよ〜」




私はお嬢様を追いかけた。










その後の2人は呆気なかった。




騒ぎを聞きつけたベルジアーヌ侯爵が大急ぎで王宮から飛んできたんだそう。




そして、その場で廃嫡が決まったのだとか。




あの子息の弟に優秀な者がいるからだ。




その子にベルジアーヌ侯爵を継がせるのだろう。




聖女は、聖力を測る時に光る腕輪をしてタイミングよく光らせたんだという。




聖女になってチヤホヤされたかったんだ、と供述した。




甘いな。




そして、婚約破棄された令嬢はというともっと爵位の高くイケメンな殿方と婚約をしたのだという。




なんでも、裏で誰かが糸を引いたのだとか。




さて、誰なんですかねぇー?




「以上があの後の結果ですよ」




あのパーティーから三日後、


お嬢様に定期報告をする時だった。




「最後のはなんですの!?ふん!

まぁ、そうですのねぇ。しかし、甘いほうなのではなくって?」




「確かにそうですがプライトの塊の侯爵子息(アレ)にはちょうどいいんじゃないんですか?」




「うーん。もう少しやって欲しかったわぁ。死刑とか死刑とか死刑とか?」




「ざ、残酷ぅ。それよりも私酒場あそこに行ってきますね!情報収集!」




「了解ですわ〜!また、いい夜会とか見つけて来てくださいましぃー!」




なんか、しっぽがみえる気がする。


うちのお嬢様は探偵みたいだな。


なんというか、犬?猫?みたいな人だ。


執事(助手)のしがいがある。






「お、おまえ!アリスロード伯爵家の執事だな!?お前のせいで我らがアナたんが…アナたんが悲惨な状況になったんだぞ!?責任取れ!?あの悪役令嬢が!」




酒場に言ってまでそれを言われるとは。




酒場の皆が終わったなとか、思ってたんだろう。




なんせ噂の()()()()の執事だ。




暴力的だったりするんだろうとか、思っているんだろうか。




しかし、彼は余裕たっぷりの笑みを浮かべてこういったという。




「ああ。うちのお嬢様…もとい、うちの悪役令嬢がどうもすみません」




とだけ言い残して酒場を出たんだとか。



あぁ、次回からが楽しみすぎる

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