シンギュラリティ
小説投稿サイトでAI生成小説が話題になり、問題にもなっているようですね。
AIの文章力が急激に上昇して、生成小説の質が上がり、とてつもない量産ができるようになった。
私も含めて小説創作を趣味にしている人たちにとって、気になる話だと思います。
AIを使いこなせない人は、置いていかれるかもしれない。
地道な自力創作努力が、無に帰すかもしれない。
小説制作を職業にしているプロ作家にとっては、なおさら切実な問題でしょう。
近い将来、飯のタネを奪われるかもしれないのですから。
自分の力でがんばって書いた小説が、機械の力で軽々と超えられたら、当然がっかりします。
やる気をなくす人がいるかもしれません。
私もそうなりかけました。
ある人は怒るでしょうし、またある人はAIの規制を考えるでしょう。
著作権侵害の問題があるわけですから。
AIを使ってよりよい小説を書こうとする人がいるでしょう。
稼ごうと考える人もいるでしょう。
合法的にAIを使って儲けるのは、非難できません。
そんな能力のない私から見たら、羨ましいばかりです。
AIは遅かれ早かれ人間と同等の思考力を得て、さらには人間を超えていきます。
「シンギュラリティ」と呼ばれている現象です。
発明家・思想家のレイ・カーツワイルがその著作『ポスト・ヒューマン誕生:コンピューターが人類の知性を超えるとき』で2005年に提唱しました。
シンギュラリティ到来は2045年と予測されていますが、もっと早く来るかもしれません。
AIは人間以上になるのですから、当然人間以上の小説を書くようになります。張り合っても無駄です。
私たちはその過渡期を生きています。
過渡期には混乱があります。
混乱に巻き込まれると疲れます。
AIのことはそんなに気にしないで、過渡期を楽しむくらいのメンタルでいた方がいいです……。
って割り切れるわけがないんですよね。
私は当分の間、AIに対抗し、あるいはAIを利用して、小説を書いていくつもりです。
でもまだ使っていません。
いまのところ自力で創作した方が楽しいと思っているので。
初出2025/11/2 改稿2026/2/25




