愛なんて
出会いは僕らしく、ちっとも特別じゃなかったんだ
言葉に出来ない音がした
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「愛してる」
初めて口にした君への想いは
目の前を勢いよく通り過ぎて行った電車に巻き込まれ
隣にいるはずの君の耳にはこれっぽっちも届かなかった
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見上げると夜空に堕ちた白花火
美しく打ち上げられたと思ったら、すぐに切なく崩れ落ちる花火、空一面に広がる星々、ふと気がついた今年一番の雪…
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教壇に立つ人間の左手薬指が眩しい