お昼の件
ぱっ。
私『朝・・・何時だ・・・。』
どんっ
私『9時30分!?』
ヤバい!!葉のお弁当!!
いや、その前に葉と苗を起こさなきゃ!!
ガチャ!!・・・あれ?
ガチャ!!・・・あら?
二人とも居なかった。勝手に学校に行ってくれたのかな。我ながら良く出来た子供たち・・・素っ裸でエア腕枕しながら眠っているサムとは大違いだ。
千香『はい、あーん(笑)』
葉『やめろって(笑)』
千香『今日はお弁当忘れたんでしょ(笑)だから、あーん(笑)』
葉『しょうがないなあ(笑)』
いちゃいちゃしているタイミングで葉のスマホが鳴った。
千香『電話、誰から?』
葉『・・・。』
電話はかけんなって言ったろ。メール。
私『そうだった・・・。』
お勉とうごめんね^ ^)^ ^)
葉『・・・(笑)』
千香『誰から。』
葉はメールの文面を千香に見せた。
千香『あー(笑)なんで、こうなるんだろうね。』
葉『下書きを見てないんじゃないか?良く、わかんねぇけど。』
千香『お弁当は私と分け合った方が美味しいよね(笑)今、お勉強してるんだ。』
葉『え、この弁当って千香が作ったの?』
千香『朝早く起きることが出来た日は作ってる。今日はたまたま作れたんだよ(笑)・・・ん。』
クラスの女子数人が葉に話しかけてる。
ねぇ、ねぇ、佐村くんのお父さんって、ミュージシャンなんでしょ?
葉『そうだよ。』
若い人達と交流あったりする?
葉『まあ、あるんじゃないかな。』
じゃあ、じゃあ、その人達と会えたりする?
葉『会いたいの?俺ん家来て、父さんに交渉してみれば(笑)』
えー!!いいの!?
行きたい!!
私も!!
千香『(めらめらめらめら)』
葉『今日なんかは家にいるんじゃないかな。俺に声をかけてくれれば・・・。』
上履きでぐりぐりぐり・・・
葉『いや・・・今日はいなかったかな・・・父さん忙しいから交渉は・・・む、難しいかな・・・ははは・・・。』
なーんだ、つまんないの。
女子達は散っていった。
千香『女子と話さないでとは言わないけれど、ニヤニヤしながら話さないで。』
葉『別にニヤニヤしてねえよ。』
千香『してた。』
葉『してたら何が悪いんだよ。』
千香『私がムカムカする。』
ピロン
お昼はどうしましたしか。^ ^)
葉『・・・(笑)』
千香『なに・・・また(笑)』
うーん、返信が帰ってこない。ちゃんとお昼は食べたのかなあ・・・心配だなあ。
千香『私の作ったお弁当美味しかった?』
葉『美味しかったけど、千香は腹減ってないのか。全く食べてなかったけど。』
千香『大丈夫だよ。ダイエットにもなるし(笑)放課後はどこに行く?』
葉『ファミレス行こう。それ以上痩せてどうすんだよ(笑)』
千香『綺麗になるんだよ(笑)』
葉『体調は崩すなよ。面倒を見るのは俺なんだから(笑)』
千香『それじゃあ、体調崩したくなっちゃう(笑)』
葉『あっ、そうか(笑)』
ピロン
お昼はお食べましたか^ ^)
葉『・・・っち。』
また返信がない。本当に食べたのかなあ。午後、葉は帰ってくるとキレてた。今日のメールの件で怒られた。何故なのかはわからない。返信してくれたら、もう一通送らなかったのに。
佐村『なんかあったのか。』
私『・・・いや。』




